浮雲保健師ぶ~やんの呟き(NEWS No.447 p06)

「冬の風物詩?」の巻

今年は いつもより寒くなるのが早く ここ数日 12月下旬の気温となっている。

急に寒くなると「お腹の風邪」が流行りだしたり、鼻水がズルズルになったり。

ママたちの井戸端会議でも、子供の病気予防のことで盛り上がっている。

朝昼の温度差に困惑 何枚着せればいいのか? 蹴飛ばしてしまう布団をどうしたらいいのか?熱があるから出掛けなかったのに、家で走り回って安静にしないのは どうしようか?嘔吐した後、欲しがったアイスをあげたら また吐いて~どうしたら良かった?等など、いろんな体調ケアのことで悩みが絶えない様子。

そして、中でもこの季節 必ずもめるのが「予防接種」

「インフルエンザワクチン」 ①接種したか? ②してないか? ③しないのか?

大抵のママは、当然、接種するものだと思っていることが多い。皆がしているから~。インフルエンザに罹ったら怖いから~。ママは痛いの嫌だから 子どもだけ~etc.

でも費用の事で、医療機関によって値段が違う事のほうが気になるようだ。それも、安く接種できた方がラッキー!と、競い合ってみたりする。(大阪人気質なのか?) 聴いていると様々な医療機関があり「お友達と一緒に来たら、安くなるよ」とか、乳児健診に行って「元気だから今のうち接種しとこうね!」など。どこかのファストフード店並の勧誘も。

その上、一回目の接種のあと、発熱したことを「ワクチンがしっかり効いている証拠」とも聴かされていたり…。

「日本脳炎」は再開されてから、主治医に勧められて接種している子が多くなってきた。

A君B君兄弟のママ「今日 予防接種に行くが、無熱性けいれんしたから 日本脳炎の予防接種は、受けられないか? 」と質問。詳しく聞けば、3回目のけいれんで、それも3日前に発症し、明後日CT検査の予定とか。「直後に脳波検査で異常なかったから受けても大丈夫だよね?」と。けいれん発症時に 主治医に診てもらっていて、特に予防接種のことは言われていない様子。「以前から主治医に早く日本脳炎の予防接種を受けるように言われていたのに、また受けられないと遅れてしまう。他の予防注射もあるのに…」そして驚きの一言「予防接種は、義務だからね!」(育児休暇中の保育士ママさんでした)そんなこんな話に ぶ~やん保健師がキッパリと、ご説明させていただきます。

私と、何年かの付き合いがあるママたちは、学習済みで「インフルエンザワクチン」は受けない。「日本脳炎」は、中国や東南アジア等のママパパ以外は 今のところ保留。ぶ~やん保健師が登場せずとも、知らないママたちに、先輩ママたちが教えてくれるようになって来た。

ママたちが盛り上がってくると、先輩風吹かせて小さい子に ちょっかいを出す子が出現。『小さくても仲間意識があるのがカワイイ!』とも言っておられず、慌てて仲裁に入る。

先輩!優しく教えてあげようね~♪さぁ~「おおかみさん体操」するよぉ~♪

川崎 恵子