4月例会感想(NEWS No.466 p07)

臨床懇話会に参加をさせていただきましてありがとうございました。
長年月1回のニュースはいただいているのですが、例会に参加したことがなかったため、一度参加させていただきたいと数年前より思っておりました。今回晴れて念願がかないとても嬉しく思っております。そして出席者の皆様に、気さくに温かく迎えていただき、感謝を申し上げます。
今回の例会の内容はてんかんの症例報告、糖尿病薬の臨床研究の紹介、木元先生をお迎えしての排尿障害とくすりの話題から、被ばくと甲状腺がんの問題、タミフルのコクランレビューに至るまで、他に類を見ないほど広範囲にテーマが渡っており、多忙な臨床の合間を塗りながらの、皆様の大変アクティブかつ国際的な取り組みを改めてうかがい知ることができました。
特に今回は木元先生より過活動膀胱(OAB)がどのように疾患概念として広まっていったのか、先生が薬剤の治験を担当されていた経験も踏まえて、新薬が開発され、新しい病名が定義され、世界的に啓発がなされ、関係学会が製薬メーカーさんの資金で膨張していくという、歴史的な経緯を絡めた生々しい内幕を臨場感たっぷりに語っていただけるまたとない貴重な機会となりました。そして日頃から疑問に思っていた質問にも明快に答えていただきました。執筆者から直におうかがいすることで「薬のチェック」の記事の理解もより深まったように思います。
少々のお金と時間を使って名古屋よりはるばる大阪まで出かけただけの甲斐が大いにあった実り多い例会初参加となりました。
薬剤師 丸山
(4月臨床薬理研・懇話会には、福岡の総合せき損センターの木元庸介氏と名古屋から薬剤師の丸山氏が、遠方から参加していただきました。丸山氏から感想をお寄せいただいていましたが、紙面の都合で、今月号の掲載とさせていただきました。)

臨床懇話会に参加をさせていただきましてありがとうございました。
長年月1回のニュースはいただいているのですが、例会に参加したことがなかったため、一度参加させていただきたいと数年前より思っておりました。今回晴れて念願がかないとても嬉しく思っております。そして出席者の皆様に、気さくに温かく迎えていただき、感謝を申し上げます。
今回の例会の内容はてんかんの症例報告、糖尿病薬の臨床研究の紹介、木元先生をお迎えしての排尿障害とくすりの話題から、被ばくと甲状腺がんの問題、タミフルのコクランレビューに至るまで、他に類を見ないほど広範囲にテーマが渡っており、多忙な臨床の合間を塗りながらの、皆様の大変アクティブかつ国際的な取り組みを改めてうかがい知ることができました。
特に今回は木元先生より過活動膀胱(OAB)がどのように疾患概念として広まっていったのか、先生が薬剤の治験を担当されていた経験も踏まえて、新薬が開発され、新しい病名が定義され、世界的に啓発がなされ、関係学会が製薬メーカーさんの資金で膨張していくという、歴史的な経緯を絡めた生々しい内幕を臨場感たっぷりに語っていただけるまたとない貴重な機会となりました。そして日頃から疑問に思っていた質問にも明快に答えていただきました。執筆者から直におうかがいすることで「薬のチェック」の記事の理解もより深まったように思います。
少々のお金と時間を使って名古屋よりはるばる大阪まで出かけただけの甲斐が大いにあった実り多い例会初参加となりました。
薬剤師 丸山
(4月臨床薬理研・懇話会には、福岡の総合せき損センターの木元庸介氏と名古屋から薬剤師の丸山氏が、遠方から参加していただきました。丸山氏から感想をお寄せいただいていましたが、紙面の都合で、今月号の掲載とさせていただきました。)