2019年医問研新年会に参加させていただいて(NEWS No.521 p04)

13日に開催されました2019年の医問研新年会に参加させていただいた感想をご報告させていただきます。

毎年の医問研新年会は私にとってたくさんの刺激を頂く貴重な機会となっています。詳しい内容は林先生がご報告されるのではと思いますので省きますが、2019年度方針案の報告とディスカッションの後、森先生お手製の豪華なお料理(ローストビーフ・鯛・ふぐちりなどなど)を頂きながら参加者の2019年の抱負を順に伺ったり個々にお話ししたりという流れで、楽しく参加させていただきました。
最近注目されつつある子連れ出勤という言葉がうまれるずっと前から子連れでもあたたかく参加させていただける、子育て中の世代も参しやすい会でいつも感謝しております。初めて代表の林先生にお会いしたのは私がまだ二十歳のころだったのですが、その林先生のお孫さんと自分の子供が小学生となりキッズスペースにて一緒に遊んでいる姿に、20年以上という時間の経過もおそろしいほど感じつつの参加でした。
また、フィリピンの健診に何回も一緒に参加している笠さんが成人した娘さんとご一緒に参加されていらっしゃったことも印象的でした。子育てのコツを伺いますと一人で育てたのではなくAKAY(日本とフィリピンが共同しフィリピン地域住民の自立のための活動を行っているプロジェクト)の仲間と一緒に子育てをしたような感じである、とおっしゃっておられました。一緒に参加させていただいた小5の娘が同じように、医問研の先生方の常に学び続ける姿勢にふれたり、フィリピン健診を通して日本にいるだけでは気づくことができない視
点に気づくことができたりなど、受けた良い影響を自分のものにしていってくれたらよいなと思いました。

新年会では報告やディスカッションの際に、疑問に感じたことに対する質問がでれば先生方が丁寧に説明してくださるのでいつもとても勉強になります。認可されたばかりの抗インフルエンザ薬について質問したい、と思っていたのですがそのタイミングを逃したまま帰ってしまったのが心残りでした。医問研例会への参加者減少が課題としてあがっていましたが、春休みや夏休み等子供連れでも参加しやすいチャンスの月に参加させていただくなど工夫して参加し、必要な知識を得たり、疑問を解決していく機会を努力して作っていきたいと改めて思いました。

私は現在障害児通所支援事業にかかわっていますが、開始から8年が経過し継続していくことの大変さ、最初のころとは事情がかわってきてしまうという困難さを最近感じています。新年会に参加させていただいて得た刺激や情報を自分のエネルギーに変換して2019年も頑張っていこうと思えるよい機会となりました。ありがとうございました。

特定非営利活動法人リハケア神戸・神戸大学大学院保健学研究科 山本八穂

http://akcdf.blogspot.com/より