医問研2022年の方針(NEWS No.557 p01)

2022年はオミクロン株の激増で開けています。

今年の医問研の方針を以下のように考えています。

【コロナ関連】

コロナ関連では、オミクロン株やその後に出てくるだろう株などの評価・子どもへのワクチン・経口コロナ薬など治療薬・ワクチンの効果と害等について検討します。この課題について、内外の研究者との連携を求める、当面、ワクチンの死亡率などで統計的な検討などをお願いする、国内での若手の研究者・海外の研究者を探す、といったことを進めていきます。

【例会】

例会は、昨年よりのリモート開催を充実させます。寺岡さんを中心としながら、多くの人が気軽に報告できるような雰囲気を作ります。読者の皆さんなどからもお力をかりながら、例会参加者の拡大をめざします。テーマは、ニュース読者の日常生活の中での疑問などを出してもらえるように努力します。

【ニュース】

ニュースは、昨年同様、例会内容の紹介・解説やコロナをはじめとする様々な医療問題への意見を掲載します。今年は、コロナ情勢にもよりますが、コロナ以外の問題に関連する内容を多くします。印刷上のミスや紙面の改善をします。現状には合わない、「3月発行」を「3月号」に代え、間違いが少なくなる工夫をします。フォントの統一、ないし各紙面での統一、ないし内容に応じたものにしてゆきます。発行時期を早くするための努力を続けます。   【民主団体との連携】は、これまで通り、ZENKO・MDS・薬のチェック・ワクチントーク・福島問題諸団体と続けます。また、コロナ問題に関する活動団体の実態を調査します。

【学会活動】

学会活動は、コロナの流行下でも学会が開催される可能性も念頭に置いて、若い人にも響く発表や取り組みを準備します。また、今後に明白になる、学会などがどれほど科学的な対応したかに注目してゆきます。

【福島原発事故関連】

福島原発事故関連では、医問研会員がドイツのハーゲン・シュアプ氏と共著で発表した論文が、国連科学委員会2020年報告で取り上げられ、原発推進をするために、全く非科学的な批判を受けました。それに対する反論は、本誌などでも報告しました。重要な問題ですのでパンフレットなどで反論をまとめることを検討します。また、その後に出てきているかもしれない放射線障害についても検討します。

【フィリピン関連】

フィリピン関連の活動は、コロナ状況を見ながら再開をめざします。

[その他]

会員や読者の皆さんからの課題の提案があればできる範囲で取り組みます。

最後に、郵便料金の値上がりが続いていますが、振込料金も値上げされ、従来振込む方は無料だった「赤い振込用紙」でも110円かかることになりました。ニュースと同封の振込用紙をご利用の方にはその110円を差し引いて2390円を振込していただくようお願いします。