2022 ZENKO in 大阪にご参加ください!(NEWS No.562 p01)

7月23日(土)~24日(日)、大阪で第52回ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)大会が開催されます。メインスローガンは、「軍拡・改憲・カジノの自公維新を倒そう!新自由主義路線からの転換を!ロシア・ウクライナは即時停戦!NATO・日本政府は戦争支援・経済制裁するな!市民の命を守ろう!」です。

全交はロシアの即時停戦、ロシア軍の撤退を要求します。2月24日、ロシアによるウクライナ侵攻以降、戦争は膠着状態となり、市民の犠牲だけが増えています。ロシア、ウクライナ両政府は戦争継続に固執し、各国政府も交渉と停戦実現に全力をあげていません。日本政府も武器援助や輸送支援で戦争協力を続けています。

岸田政権や自公維新は、アメリカの核兵器を日本が共同利用する「核共有論」や敵基地攻撃能力の保有、軍事費2倍化、そして憲法9条改憲を狙っています。憲法は主権者である市民が政府を縛るものです。9条は、戦争放棄を決意した民衆から政府への「戦争禁止指令」です。取り払われれば、「死の商人」である軍産複合体や海外権益を狙うグローバル資本のために武力行使と侵略の解禁を狙う政府にフリーハンドが与えられます。ロシア軍と同じ蛮行を自衛隊に再現させてはいけません。

2022年は沖縄の日本復帰50周年という節目の年です。7月には参院選、9月には沖縄県知事選と重要な選挙が行われるなど、辺野古新基地建設阻止にとって重要な年となります。軟弱地盤などの問題点により、辺野古新基地は完成を見通せません。辺野古の設計変更「不承認」をめぐり県と国の主張は平行線のまま、今後、新たな法廷闘争に発展する見通しです。玉城デニー知事の「不承認」を支持し、ZHAP(ZENKO辺野古反基地プロジェクト)賛同運動を加速させ、DSA(アメリカ民主主義的社会主義者)とも連帯して、国際連帯の力で辺野古新基地建設を断念させましょう。

また南西諸島への軍事要塞化が進められています。与那国島には駐屯地やレーダー基地が配備され、宮古島には弾薬が搬入され、石垣島でも自衛隊のミサイル基地建設が進められています。奄美大島では市民の反対を押し切り、ミサイル部隊が配備されています。また馬毛島でも市民に説明もないまま空母艦載機の離発着訓練基地が造られようとしています。

東アジアでの米中対立で、沖縄・南西諸島が戦場とされる危険性が高まっています。これを止めるのは市民の闘いです。韓国でも朝鮮半島終戦平和キャンペーンが取り組まれています。東アジアを戦場にさせない市民の闘いと、米国・韓国・フィリピン・イラクなど平和を求める国際的な反戦運動を結び、東アジアの平和の展望をつくりだしましょう。(以上、2022ZENKOin大阪パンフレット呼び掛け文より。)

また、大阪カジノ住民投票条例を求める直接請求署名は20万筆を超え、法定数を大きく突破しました。府民の税金を何千億円も使いギャンブル場建設に突き進む維新政治への府民の強い批判を示しています。維新が改憲を掲げ参院選で全国展開をめざしているときに、最大拠点大阪で維新をストップさせる運動が成立した意義は大きく、闘えば社会は変革できるという確信を多くの府民に与えました。岸田政権の改憲・軍事力強化路線にも大きなダメージを与えうるものです。

ぜひ、ZENKO in 大阪にご参加ください。

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2022 ZENKO in 大阪

7月22日(金) プレ企画 ワンデー・アクション 大阪府庁・市役所への要請・抗議行動、関電前行動、デモなど

7月23日(土)13:30~16:30 メイン集会 18:00~20:00 コンサート

7月24日(日)10:00~12:30 分科会 140~15:30 総括集会

メイン会場 エルおおさか

https://zenko-peace.com/2022zenkoもご覧ください