例会での話題提供内容 の報告です。医問研ウエブサイトを作成くださっている耕文社さんへのご相談がこれからであり、現段階で提案者が考えている叩き台であることをお含みください。
現ウエブサイトは形式的にも内容的にも十分に充実したものとなっており、私たちのこれまでのメンテナンスへの取り組みに欠けた面があったことを率直に反省するとともに、この機会に最小限必要な整備を考える次第です。きっかけとしては、1年の活動をまとめ、今後の方針を話合う2026年の年頭例会において、シリーズ企画記事は、その時点での医薬品の有効性・安全性のエビデンス( 科学的根拠 ) をめぐるトピックスを網羅しており、整備し活用することが有意義でないかとの方向が確認されました。シリーズ企画は「医問研ニュース」に、複数の編集委員で内容を確認してから掲載という、作成に手間をかけた記事となっています。この企画は2015年3月「統計でウソをつく方法を見破る」のタイトルでスタートしました。第7回に現在の「臨床薬理論文を批判的に読む」に改題し、回数については第1回からの通し番号を採用しています。
以下はウエブサイトの具体的な改善の提案です。整備の範囲としてはトップページとシリーズ企画についての2か所を整備しその他の記事は改訂しない。トップページの整備は、従来「臨床薬理研究会」と「臨床懇話会」としての月2回開催していたのを合体し、現在は「臨床薬理・懇話会」として月1回 ( 原則として第1日曜に開催する。お知らせしておいて第2日曜に変更する場合がある ) 開催している状況にあり、そのことに見合った修正などが必要です。
現在トップページから医問研ニュースの該当号の記事にアクセスするには、「医問研ニュース定期購読のお願い」にカーソルを合わせると「バックナンバー」の文字が出て、これをクリックすると「号数の一覧」が表示され、「号数」をクリックすると記事に飛べます 。このことを周知する必要があります。
シリーズ企画の関連での整備では、お世話になっている耕文社さんと相談し、できる限り負担のかからない改訂としたい。それには改訂箇所を逐一示すのでなく差し替え原稿の形としたい。主な改訂内容としては、学術的な面では「ベイズ統計学」、「ベイズ流」などトーマス・ベイズに関連し、それらへの評価の記載がされている個所などを全面的に訂正したい。形式的な面では取り上げた文献へのアクセスについて記載を充実したい。
学術面では例えば見出しの「適応力のあるデザイン」は「適応力があるとされているデザイン」に改める。本文で「見出す効率を高める」とあるところは「高めるとされている」に、「利益があり」は「あるとされている」に改める。なお、「適応性」とあるべきところが「適用性」となっている箇所も改める。これに関連してベイズ統計学関係記事以外でも「安全性に問題がない」の記載を「ないとされている」に改めたい。
形式面では取り上げた文献へのアクセスについての記載を充実する。オープンかつ無料アクセスと記載されている文献は、電子媒体に一定期間掲載後有料アクセスに変更になっている場合などもあるので改めて確認する。ジャーナル名、掲載号、ページなどが判明している文献は、一社法人「国際医学情報センター」 ( IMIC ) の文献複写サービスに依頼した。電子媒体での早期公開がされている文献は、直接ジャーナルのウエブサイトで One Day Downloadなどを申し込んだ。
シリーズ企画記事は現在第90回として2025年12月の例会報告までの記事がウエブサイトに掲載されている。ところが、ウエブサイトでの報告もれは存在しないものの、2023年の時点 でシリーズ番号などの記載に間違いを生じている。この修正は2025年12月例会報告を第90回とする数え方は変更せず、間違いを生じた2023年でのシリーズ番号などの記載を調整・整備することとしたい。シリーズ企画の今後については、今回必要な整備を行って第100回を迎えるまで継続を目標としたい。
(薬剤師・MPH公衆衛生大学院修士 寺岡)