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	<title>医療問題研究会 &#187; 471号2014年11月発行</title>
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	<description>エビデンスに基づく保健・医学・薬学（EBM）の実践的研究を！</description>
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		<title>11/6公衆衛生学会で「第3回低線量被曝と健康被害を考える集い」を開催（NEWS No.471 p01）</title>
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		<pubDate>Mon, 09 Feb 2015 02:10:02 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[医問研ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[471号2014年11月発行]]></category>

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		<description><![CDATA[福島県の子どもの甲状腺がんが103人になる中で、11月6日に第73回公衆衛生学会（栃木県宇都宮市・開催）において自由集会「第3回低線量被曝と健康被害を考える集い」が行われました。この集会は本年が3年目で、約70人の医師、保健師、学者、市民が参加しました。 本自由集会の代表世話人でもある津田敏秀教授が「低線量被ばくにおける健康影響、今考慮すべき対策」と題して報告をされました。 国立がんセンター発表の全国の甲状腺がん発生率と比較して、通常あり得ない異常な高い発生状況であると指摘。2011年度に健診を実施した原発周囲13市町村では67倍、2012年度の中通り二本松市、本宮市で61倍、郡山市で43倍、2013年度のいわき市で27倍。　津田教授は「”100ミリシーベルト以下の被曝では被曝によるがんでない、もしくは、わからない”という意見は間違いだ」と断言されました。 WHO（世界保健機関）の報告（2013）ですら、福島県での被曝によって甲状腺がん、白血病、乳がん、その他の固形がんが多発してくる、と指摘している。福島はもっと多く出る可能性がある」と警告。 医問研の高松は「甲状腺がん異常多発－極めて高い手術実施率は臨床がんの多発を示す　今こそ、多様で広範な健康障害に健康診断を！」と題して報告をしました。手術を受けた57名の病状は、転移し明らかに悪性度の高いもの、声帯麻痺や気管を圧迫する可能性のあるものも含まれており、「手術を要した程に重症な臨床的にがん患者であった事実」が判明しています。つまり、これまでくりかえし説明されてきた「超音波検査を実施したから偶然早く見つかっただけで、長期間経過をみても問題ない状態のがん患者」ではなかったのです。 今後甲状腺がん以外にも、さまざまな健康被害が明瞭になると考えられます。甲状腺がん異常多発の実態の解明とともに、広範な健康被害の実態を明確にし、必要な医療を求める健康診断要求が非常に重要になっていると考えます。 会場との意見交換では、「栃木県は福島のとなりで、放射能の影響を心配するお母さん方がいる。しかし健康診断に理解を示す病院が少ない。今日の話を聞いて、放射能健診署名が必要だと思った」など、放射能から子どもを守る取り組みや市民の手による放射能測定などを地道に続けてこられている方々からの意見が多く出されました。医療者からは「福島で被災し家族を残している中で、健康被害の実態を知っていきたい」「仲間に出会いたいと思い参加しました」等が表明されました。 3回目の取り組みですが、年々参加者が増えています。今後も、隠されがちな健康被害の実態を自分たちで収集し、医療者と市民が交流し、今後の放射能被害対策につなぐ機会になればと願っています。 たかまつこどもクリニック　高松]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://ebm-jp.com/wp-content/uploads/471-1.jpg"><img class="alignleft size-large wp-image-2048" title="471-1" src="http://ebm-jp.com/wp-content/uploads/471-1-1024x653.jpg" alt="" width="614" height="392" /></a><br />
福島県の子どもの甲状腺がんが103人になる中で、11月6日に第73回公衆衛生学会（栃木県宇都宮市・開催）において自由集会「第3回低線量被曝と健康被害を考える集い」が行われました。<span id="more-2047"></span>この集会は本年が3年目で、約70人の医師、保健師、学者、市民が参加しました。</p>
<p>本自由集会の代表世話人でもある津田敏秀教授が「低線量被ばくにおける健康影響、今考慮すべき対策」と題して報告をされました。<br />
国立がんセンター発表の全国の甲状腺がん発生率と比較して、通常あり得ない異常な高い発生状況であると指摘。2011年度に健診を実施した原発周囲13市町村では67倍、2012年度の中通り二本松市、本宮市で61倍、郡山市で43倍、2013年度のいわき市で27倍。　津田教授は「”100ミリシーベルト以下の被曝では被曝によるがんでない、もしくは、わからない”という意見は間違いだ」と断言されました。<br />
WHO（世界保健機関）の報告（2013）ですら、福島県での被曝によって甲状腺がん、白血病、乳がん、その他の固形がんが多発してくる、と指摘している。福島はもっと多く出る可能性がある」と警告。<br />
医問研の高松は「甲状腺がん異常多発－極めて高い手術実施率は臨床がんの多発を示す　今こそ、多様で広範な健康障害に健康診断を！」と題して報告をしました。手術を受けた57名の病状は、転移し明らかに悪性度の高いもの、声帯麻痺や気管を圧迫する可能性のあるものも含まれており、「手術を要した程に重症な臨床的にがん患者であった事実」が判明しています。つまり、これまでくりかえし説明されてきた「超音波検査を実施したから偶然早く見つかっただけで、長期間経過をみても問題ない状態のがん患者」ではなかったのです。<br />
今後甲状腺がん以外にも、さまざまな健康被害が明瞭になると考えられます。甲状腺がん異常多発の実態の解明とともに、広範な健康被害の実態を明確にし、必要な医療を求める健康診断要求が非常に重要になっていると考えます。</p>
<p>会場との意見交換では、「栃木県は福島のとなりで、放射能の影響を心配するお母さん方がいる。しかし健康診断に理解を示す病院が少ない。今日の話を聞いて、放射能健診署名が必要だと思った」など、放射能から子どもを守る取り組みや市民の手による放射能測定などを地道に続けてこられている方々からの意見が多く出されました。医療者からは「福島で被災し家族を残している中で、健康被害の実態を知っていきたい」「仲間に出会いたいと思い参加しました」等が表明されました。<br />
3回目の取り組みですが、年々参加者が増えています。今後も、隠されがちな健康被害の実態を自分たちで収集し、医療者と市民が交流し、今後の放射能被害対策につなぐ機会になればと願っています。</p>
<p>たかまつこどもクリニック　高松</p>
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		<title>12月大阪小児科学会演題紹介「福島原発事故‐健康被害の検討」（NEWS No.471 p02）</title>
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		<pubDate>Mon, 09 Feb 2015 02:09:08 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[医問研ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[471号2014年11月発行]]></category>

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		<description><![CDATA[12月6日の大阪小児科学会には上の統一テーマのもとに、5演題を発表します。 1）甲状腺がん異常多発―手術例多発（発表者：高松） 2）福島甲状腺がん多発と放射線量の関係についての分析（山本） 3）国内原発周辺の小児がん・白血病のリスクーKiKK研究より―（入江） 4）鼻血など多数の症状が増加している（林） 5）福島避難者こども健康相談会を取り組んで（伊集院） 今回はそのうちの2題を紹介します。 1．甲状腺がん異常多発－手術例多発（高松さん） 【はじめに】福島原発事故の健康被害である18歳以下の甲状腺がん症例は103名にも上っている（2014年8月24日福島県第16回県民健康調査「甲状腺検（先行）」結果概要-6月30日現在での結果集計）。そのうち甲状腺がん手術例は57人に上った。今回の発表では従来明らかにされなかった手術適応が一部明らかにされている。今回57名もの甲状腺がん患者は、転移し明らかに悪性度の高いものや、声帯麻痺や気管を圧迫する可能性のある患者であり、臨床的にがん患者であった事実が判明した。従来は「甲状腺がんは最短で4～5年で増加したというのがチェルノブイリの知見。（事故後1年半から2年の）今の調査では、もともとあったがんを発見している」（福島医大・鈴木教授）、「20～30代でいずれ見つかる可能性があった人が、前倒しで見つかった」（検討委・山下座長）と語っていた。「超音波検査を実施したから偶然早く見つかっただけで、長期間経過をみても問題ない状態のがん患者」だという評価は事実に反するものであった。 【対象と方法】そこで我々は、福島県発見の甲状腺がん症例が、いかに多く手術されているかを検討した。手術実施率＝手術患者数/一次検診受診者数×10万人。比較対象者は、国立がんセンタ－の日本全国の推定甲状腺がん発生率（15-24歳における年間100,000人中1.1例）（1975年から2008年）で、国立がんセンタ－甲状腺がん患者全例が手術を受けたと仮定して比較した。 【結果】手術実施率（対10万人当たり何人手術をされているかを表す）の検討結果は、2011年度が28.7、2012年度が14.7、2013年度が1.16、と2011年度と2012年度は異常に高かった。仮に、国立がんセンタ－の全症例が手術されたとして求めた手術実施率1.1の10倍から20倍以上の高さであった。【考察】福島県では極めて高い手術実施率を示しており、重症な甲状腺がんの多発は明らかである。今後の甲状腺がんのさらなる多発に備え、検診など医療体制の充実、甲状腺がん症例把握の拡大（19歳以上の年齢層や福島県以外の住民）。甲状腺以外のがん、がん以外の疾患への調査と対策の立案、今後、様々な健康障害が生じることへの対応などが必要である。なお、統計学的検討資料利用に快諾頂いた岡山大学大学院・環境生命科学研究科教授・津田敏秀氏に深謝申し上げます。 2．福島甲状腺がん多発と放射線量の関係についての分析（山本さん） 【はじめに】福島では小児甲状腺がんが103名になった。異常な多発（発見）であることに異論はないと思われるが、国や県は18歳以下全員に甲状腺検査をした結果である（いわゆるスクリーニング効果）と評価し、放射線被ばくによる可能性については検討していない。 チェルノブイリ原発事故後、国連科学委員会が唯一放射線被ばくとの関連 を認めたのが小児甲状腺がんであり、その根拠の一つが被ばく線量と甲状腺がんの量的関係の分析であった。 私たちは今回、発表されている限られた公的データの分析から、福島においても甲状腺がんと放射線被ばく線量との間に強い量的関係を示唆する知見 を得たので報告する。 【方法】2011年4月5-6日に文科省が福島県下全保育所幼稚園小中学校校庭で測定した市町村ごとの校庭空間線量を説明変数とし、2014年8月24日発表された市町村ごとの甲状腺がん頻度を 目的変数とした単回帰分析。校庭空間線量は低線量市町村から線量ごとに13に層別化。甲状腺がん頻度は一次検査実施時期による補正を行った。 【結果】直線回帰式の分散分析F=10.99&#62;F（0.95）＝4.84、P=0.0068と有意な回帰直線であり、重相関係数R=0.70と良い相関が得られた。線量を対数変換するとR=0.74とさらに良い相関が得られた。 【考察、結論】上記の分析からは、福島の小児甲状腺がんと環境放射線の間の強い量的関係、すなわち容量反応関係が示唆される。多発がスクリーニングによるか否かに係わらず、放射線被ばくに関連している可能性が高い。より精度を上げるための既存のデータの公開と、積極的な両者の関係についての分析が急務であると思われる。 入江診療所　入江]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>12月6日の大阪小児科学会には上の統一テーマのもとに、5演題を発表します。<span id="more-2052"></span><br />
<strong> 1）甲状腺がん異常多発―手術例多発（発表者：高松）<br />
2）福島甲状腺がん多発と放射線量の関係についての分析（山本）<br />
3）国内原発周辺の小児がん・白血病のリスクーKiKK研究より―（入江）<br />
4）鼻血など多数の症状が増加している（林）<br />
5）福島避難者こども健康相談会を取り組んで（伊集院）</strong></p>
<p>今回はそのうちの2題を紹介します。</p>
<h5>1．甲状腺がん異常多発－手術例多発（高松さん）</h5>
<p>【はじめに】福島原発事故の健康被害である18歳以下の甲状腺がん症例は103名にも上っている（2014年8月24日福島県第16回県民健康調査「甲状腺検（先行）」結果概要-6月30日現在での結果集計）。そのうち甲状腺がん手術例は57人に上った。今回の発表では従来明らかにされなかった手術適応が一部明らかにされている。今回57名もの甲状腺がん患者は、転移し明らかに悪性度の高いものや、声帯麻痺や気管を圧迫する可能性のある患者であり、臨床的にがん患者であった事実が判明した。従来は「甲状腺がんは最短で4～5年で増加したというのがチェルノブイリの知見。（事故後1年半から2年の）今の調査では、もともとあったがんを発見している」（福島医大・鈴木教授）、「20～30代でいずれ見つかる可能性があった人が、前倒しで見つかった」（検討委・山下座長）と語っていた。「超音波検査を実施したから偶然早く見つかっただけで、長期間経過をみても問題ない状態のがん患者」だという評価は事実に反するものであった。</p>
<p>【対象と方法】そこで我々は、福島県発見の甲状腺がん症例が、いかに多く手術されているかを検討した。手術実施率＝手術患者数/一次検診受診者数×10万人。比較対象者は、国立がんセンタ－の日本全国の推定甲状腺がん発生率（15-24歳における年間100,000人中1.1例）（1975年から2008年）で、国立がんセンタ－甲状腺がん患者全例が手術を受けたと仮定して比較した。</p>
<p>【結果】手術実施率（対10万人当たり何人手術をされているかを表す）の検討結果は、2011年度が28.7、2012年度が14.7、2013年度が1.16、と2011年度と2012年度は異常に高かった。仮に、国立がんセンタ－の全症例が手術されたとして求めた手術実施率1.1の10倍から20倍以上の高さであった。【考察】福島県では極めて高い手術実施率を示しており、重症な甲状腺がんの多発は明らかである。今後の甲状腺がんのさらなる多発に備え、検診など医療体制の充実、甲状腺がん症例把握の拡大（19歳以上の年齢層や福島県以外の住民）。甲状腺以外のがん、がん以外の疾患への調査と対策の立案、今後、様々な健康障害が生じることへの対応などが必要である。なお、統計学的検討資料利用に快諾頂いた岡山大学大学院・環境生命科学研究科教授・津田敏秀氏に深謝申し上げます。</p>
<h5>2．福島甲状腺がん多発と放射線量の関係についての分析（山本さん）</h5>
<p>【はじめに】福島では小児甲状腺がんが103名になった。異常な多発（発見）であることに異論はないと思われるが、国や県は18歳以下全員に甲状腺検査をした結果である（いわゆるスクリーニング効果）と評価し、放射線被ばくによる可能性については検討していない。<br />
チェルノブイリ原発事故後、国連科学委員会が唯一放射線被ばくとの関連<br />
を認めたのが小児甲状腺がんであり、その根拠の一つが被ばく線量と甲状腺がんの量的関係の分析であった。<br />
私たちは今回、発表されている限られた公的データの分析から、福島においても甲状腺がんと放射線被ばく線量との間に強い量的関係を示唆する知見<br />
を得たので報告する。</p>
<p>【方法】2011年4月5-6日に文科省が福島県下全保育所幼稚園小中学校校庭で測定した市町村ごとの校庭空間線量を説明変数とし、2014年8月24日発表された市町村ごとの甲状腺がん頻度を<br />
目的変数とした単回帰分析。校庭空間線量は低線量市町村から線量ごとに13に層別化。甲状腺がん頻度は一次検査実施時期による補正を行った。</p>
<p>【結果】直線回帰式の分散分析F=10.99&gt;F（0.95）＝4.84、P=0.0068と有意な回帰直線であり、重相関係数R=0.70と良い相関が得られた。線量を対数変換するとR=0.74とさらに良い相関が得られた。</p>
<p>【考察、結論】上記の分析からは、福島の小児甲状腺がんと環境放射線の間の強い量的関係、すなわち容量反応関係が示唆される。多発がスクリーニングによるか否かに係わらず、放射線被ばくに関連している可能性が高い。より精度を上げるための既存のデータの公開と、積極的な両者の関係についての分析が急務であると思われる。</p>
<p>入江診療所　入江</p>
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		<title>甲状腺がん多発隠しの情報操作（NEWS No.471 p04）</title>
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		<pubDate>Mon, 09 Feb 2015 02:08:42 +0000</pubDate>
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				<category><![CDATA[医問研ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[471号2014年11月発行]]></category>

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		<description><![CDATA[政府は8月17日の各紙朝刊の1面を割いて、大々的に「放射線についての正しい知識を。」なる広報を掲載した。福島での県民健康調査で、甲状腺がん（もしくは疑い）が3桁の104例と報告された第16回検討委員会開催の1週間前である。その中で、原発事故以来デマを吹聴している中川恵一氏（東大医学部准教授・チーム中川）が登場して、放射線に深刻な誤解がある、福島の被曝でがんは増えない、ことを強調している。 中川氏は30年間のがん放射線専門医の経験から、上咽頭がん治療で鼻の粘膜が7万mSvで被ばくしても、鼻血など一度も見たことがない、と鼻血の件に疑問を呈している。放射線治療は堅く防護された部屋の中で、極めて高い線量であっても、局所のがん細胞に照準を当てて照射するものである。しかも線質は電磁波のX線、ガンマ線である。東電福島第一原発の事故は国際原子力事象評価尺度（INES）で、放射性物質の重大な外部放出および障壁が壊滅または再建不能という、レベル7の深刻な事故である。放出された放射性物質は微粒子（ダスト）となって、ガンマ線のみならず、荷電粒子線であるアルファ線やベータ線を放出しながら、東北、北関東、首都圏一円を汚染した。浮遊する放射性微粒子は、皮膚の表面や鼻・のど・気管の粘膜、目の結膜に付着し、鼻血をはじめ咳、くしゃみ、皮疹や痒みなどの健康障害は、チェルノブイリダストでも確認されている。中川氏の狭い専門領域での経験は、原発事故により放射能で広範に汚染された地域での鼻血などには通用せず、レベル7を理解できておらず深刻な事態を隠そうとするものである。 更に中川氏は甲状腺がんが多くなる成人で、乳がん検査のついでに見つかって増加した韓国を例に、福島で増え続けている子どもの甲状腺がん多発を否定する。事故後3年を経て、がん発生のほとんどない小児で異常に増加し、それら半数以上が悪性度が高いとして手術が実施されており、専門家なら警鐘を鳴らし対策を急がねばならぬ時に、である。 4か月前、甲状腺がん（もしくは疑い）が90例となった第15回検討委員会の10日前に、風評を煽るものとして石原環境相が、漫画「美味しんぼ」の鼻血描写に現職大臣として異例の抗議を行ない、マスコミはそれに同調する流れをつくった。この検討委員会の2日前、安部首相は福島県立医科大学を訪れて関係者を前に、「健康被害は出ておらず、根拠のない風評被害を払しょくしていく」ことを表明、2日後の90例の甲状腺がん報告をまともに行った報道はほとんどなかった。 甲状腺がんの発生数が3桁になり、疫学的にも放射能汚染との関連は明確になりつつある。それから国民の目をそらせる、一連の情報操作上の中川コメントであるが、運動不足との比較など旧来然のステレオタイプな内容に留まっており、もう少し勉強しないと御用も果たせなくなるであろう。 入江診療所　入江]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>政府は8月17日の各紙朝刊の1面を割いて、大々的に「放射線についての正しい知識を。」なる広報を掲載した。<span id="more-2056"></span>福島での県民健康調査で、甲状腺がん（もしくは疑い）が3桁の104例と報告された第16回検討委員会開催の1週間前である。その中で、原発事故以来デマを吹聴している中川恵一氏（東大医学部准教授・チーム中川）が登場して、放射線に深刻な誤解がある、福島の被曝でがんは増えない、ことを強調している。<br />
中川氏は30年間のがん放射線専門医の経験から、上咽頭がん治療で鼻の粘膜が7万mSvで被ばくしても、鼻血など一度も見たことがない、と鼻血の件に疑問を呈している。放射線治療は堅く防護された部屋の中で、極めて高い線量であっても、局所のがん細胞に照準を当てて照射するものである。しかも線質は電磁波のX線、ガンマ線である。東電福島第一原発の事故は国際原子力事象評価尺度（INES）で、放射性物質の重大な外部放出および障壁が壊滅または再建不能という、レベル7の深刻な事故である。放出された放射性物質は微粒子（ダスト）となって、ガンマ線のみならず、荷電粒子線であるアルファ線やベータ線を放出しながら、東北、北関東、首都圏一円を汚染した。浮遊する放射性微粒子は、皮膚の表面や鼻・のど・気管の粘膜、目の結膜に付着し、鼻血をはじめ咳、くしゃみ、皮疹や痒みなどの健康障害は、チェルノブイリダストでも確認されている。中川氏の狭い専門領域での経験は、原発事故により放射能で広範に汚染された地域での鼻血などには通用せず、レベル7を理解できておらず深刻な事態を隠そうとするものである。<br />
更に中川氏は甲状腺がんが多くなる成人で、乳がん検査のついでに見つかって増加した韓国を例に、福島で増え続けている子どもの甲状腺がん多発を否定する。事故後3年を経て、がん発生のほとんどない小児で異常に増加し、それら半数以上が悪性度が高いとして手術が実施されており、専門家なら警鐘を鳴らし対策を急がねばならぬ時に、である。<br />
4か月前、甲状腺がん（もしくは疑い）が90例となった第15回検討委員会の10日前に、風評を煽るものとして石原環境相が、漫画「美味しんぼ」の鼻血描写に現職大臣として異例の抗議を行ない、マスコミはそれに同調する流れをつくった。この検討委員会の2日前、安部首相は福島県立医科大学を訪れて関係者を前に、「健康被害は出ておらず、根拠のない風評被害を払しょくしていく」ことを表明、2日後の90例の甲状腺がん報告をまともに行った報道はほとんどなかった。<br />
甲状腺がんの発生数が3桁になり、疫学的にも放射能汚染との関連は明確になりつつある。それから国民の目をそらせる、一連の情報操作上の中川コメントであるが、運動不足との比較など旧来然のステレオタイプな内容に留まっており、もう少し勉強しないと御用も果たせなくなるであろう。</p>
<p>入江診療所　入江</p>
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		<title>避難者子ども健康相談会きょうとが開催されました（NEWS No.471 p05）</title>
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		<pubDate>Mon, 09 Feb 2015 02:07:50 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[医問研ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[471号2014年11月発行]]></category>

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		<description><![CDATA[11月16日（日）に京都文教大学の施設をお借りして、避難者子ども健康相談会きょうとが開催されました。主催は実行委員会で、福島第一原発事故での福島県および関東からの避難者の子どもを対象に年2回開催されているものです。午前中に医師による健康相談会、午後からはセミナーというスケジュールでした。 健康相談会には6家族11名の相談がありました。今回も新規の相談者が4家族5名ありました。京滋の有志小児科医の先生方の協力を得て、医問研の医師も参加させていただきました。まだまだ健康相談に踏み切れていない避難者がおられること、経過が長期に及ぶことが予想され、相談会活動も継続する意義が大きいことを感じました。昼にはランチョンカンファレンスを行い、相談会に参加されている医師の間での情報交換を行いました。 午後からは、京都文教大学と立命館大学の学生さんから被災者へのボランティアや避難者インタビューの映像化の活動等が報告されました。事故後3年半以上経過して、被災の事実や避難者の問題が周囲に伝わりにくくなっていること、その中でも関わり続けたいという率直な思いや悩みも交えた報告があり、参加者の共感を呼びました。 次いで、入江さんが「福島県小児甲状腺がん103例の意味すること」をテーマに講演されました。福島県の甲状腺がん検診発見率はチェルノブイリ原発事故に匹敵する多発です。福島県の甲状腺がん手術実施率は全国標準と考えられるがんセンターの実施率と比較しても極めて高く、悪性度の高いものが半数以上です。甲状腺がんの多発状況は、手術症例が悪精度の高い臨床ガンであることから、スクリーニング効果ではなく、発生率の地域差や土壌汚染との相関から、甲状腺ガンの発症は放射能汚染によると強く示唆され、今後は甲状腺以外のがんやガン以外の疾患への調査と対策が緊急の課題であること、妊婦や若年者の避難を含む放射線防護対策が緊急の課題であることが提示されました。 京都相談会は今回で4回目ですが、明るく開放的な会場で、避難者の方々を軸に、学生さんなどの大勢の協力で継続されています。終了後のミーティングでは、京都文教大学の先生が、大学に対して10年間は付き合う事業だとして協力を求めると述べられ、心強く感じました。相談会に関わっている医師の間での議論のもち方や、医師以外の医療従事者などの協力を求めることなど、長期に継続する体制も整えていく必要があると感じました。 いわくら病院　梅田]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://ebm-jp.com/wp-content/uploads/471-5.jpg"><img class="alignright size-medium wp-image-2060" title="471-5" src="http://ebm-jp.com/wp-content/uploads/471-5-225x300.jpg" alt="" width="225" height="300" /></a>11月16日（日）に京都文教大学の施設をお借りして、避難者子ども健康相談会きょうとが開催されました。<span id="more-2059"></span>主催は実行委員会で、福島第一原発事故での福島県および関東からの避難者の子どもを対象に年2回開催されているものです。午前中に医師による健康相談会、午後からはセミナーというスケジュールでした。</p>
<p>健康相談会には6家族11名の相談がありました。今回も新規の相談者が4家族5名ありました。京滋の有志小児科医の先生方の協力を得て、医問研の医師も参加させていただきました。まだまだ健康相談に踏み切れていない避難者がおられること、経過が長期に及ぶことが予想され、相談会活動も継続する意義が大きいことを感じました。昼にはランチョンカンファレンスを行い、相談会に参加されている医師の間での情報交換を行いました。</p>
<p>午後からは、京都文教大学と立命館大学の学生さんから被災者へのボランティアや避難者インタビューの映像化の活動等が報告されました。事故後3年半以上経過して、被災の事実や避難者の問題が周囲に伝わりにくくなっていること、その中でも関わり続けたいという率直な思いや悩みも交えた報告があり、参加者の共感を呼びました。<br />
次いで、入江さんが「福島県小児甲状腺がん103例の意味すること」をテーマに講演されました。福島県の甲状腺がん検診発見率はチェルノブイリ原発事故に匹敵する多発です。福島県の甲状腺がん手術実施率は全国標準と考えられるがんセンターの実施率と比較しても極めて高く、悪性度の高いものが半数以上です。甲状腺がんの多発状況は、手術症例が悪精度の高い臨床ガンであることから、スクリーニング効果ではなく、発生率の地域差や土壌汚染との相関から、甲状腺ガンの発症は放射能汚染によると強く示唆され、今後は甲状腺以外のがんやガン以外の疾患への調査と対策が緊急の課題であること、妊婦や若年者の避難を含む放射線防護対策が緊急の課題であることが提示されました。</p>
<p>京都相談会は今回で4回目ですが、明るく開放的な会場で、避難者の方々を軸に、学生さんなどの大勢の協力で継続されています。終了後のミーティングでは、京都文教大学の先生が、大学に対して10年間は付き合う事業だとして協力を求めると述べられ、心強く感じました。相談会に関わっている医師の間での議論のもち方や、医師以外の医療従事者などの協力を求めることなど、長期に継続する体制も整えていく必要があると感じました。</p>
<p>いわくら病院　梅田</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>浮雲保健師ぶ～やんの呟き　「イクメンって実は…」〜の巻（NEWS No.471 p06）</title>
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		<pubDate>Mon, 09 Feb 2015 02:07:35 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[医問研ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[471号2014年11月発行]]></category>

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		<description><![CDATA[「Aくん　夜泣きして眠らん…涙」 と目の下にクマを作ったAくんママ。 「Bちゃんも　朝ぐずって　保育園に行かない！言うよ～。病気か？」Aくんの姉は、今年度から保育園に行き始めた。 私「登園前にBちゃんにも会ったけど、ご機嫌そうだったよね？」 Aくんママ「家出るまで、怖い顔。」 私「ママ　しんどそうだね」 Aくんママ「眠れん！」 『睡眠不足？夜泣きで？ひょっとして…』 ゆっくり経過を聞いていく。 Aくんママは、中国人 中国から日本に留学していた時　日本で知り合った中国人のパパと結婚し日本に住んでいる。 Bちゃんが赤ちゃんの時　知り合いが欲しくて　つどいの広場に来るようになった。Bちゃんの子育ては　初めての出産の上　なれない日本でのこと毎日不安。保育園でママ友を作りながら、一つ一つ解決し頑張ってきた。そんな時　いつもパパが登場し、家事に育児に大活躍。 「中国では　当たり前よ」とBくんママ。 いつも仕事から帰ったら　すぐ子どもを抱き夕食を用意するママを気遣うパパ。 子ども達のお風呂は　当然、寝かしつけるのもパパ。休日は　朝から二人を連れて公園へ。帰ってから昼寝させ　お掃除に料理もしてくれる。満点パパ❢ ただ唯一減点は　パパのお仕事。中国との関連があるため会社でも大活躍で　中国への出張が多い。パパが居ないとママは、たちまち大忙しで　パニックになるのも仕方が無い。毎月のように寂しそうなママの顔を見てきた。今回も　子ども達の不調の時期を遡って行くと　ちょうどパパが出張に出かけた頃からと判明！実は子ども達より早くママのご機嫌が悪くなっていることも明白に。話をしながら少し落ち着き始めるママの傍ら笑顔で遊ぶAくん。他のママ達も　子どもを遊ばせながら話し始める。 「いいなぁ～。イクメンパパで」 「うちのパパなんか何にもしてくれへん」「子ども泣いているのに『ご飯まだか！』って言われて焦る」「ちょっと公園連れてったただけで『おれイクメンやろ？』みたいな顔されたらメッチャムカつく－」… Aくんママ「何？イクメンって？」「パパに『ご飯まだか！』なんか言われたら泣いてしまうよぉ」Aくんママにはシゲキが強すぎる会話かもしれないが、皆さんはパパへの愚痴になると一気に賑やかに。 イクメン＝子育てする男子（メンズ） 子育てする女子は、何も言い方がないのに何故　イクメンが出現したのか？ 2010年に少子化打開策としてイクメンプロジェクト発足。男子の育児休業取得促進、育児参加への意識啓発で第一子出産後の離職が多い女子の継続就業率アップも目指した厚労省から出た周知啓発用語で　その年の流行語大賞にもなった。少子化打開には繋がっているように思えないが、言葉はすっかり定着した。巷ではパパが一人で赤ちゃんを連れて出かけている場面が増え、公共の男子トイレにもおむつ替え台や子供用便座が設置されるようになった。 「いいなぁ～。出張が有って。うちなんか　ずっと居るもん」とまで出てくる会話の中　第3子のCちゃんママが呟いた。 「パパに『かっこいい～イクメンだぁ～』って言ってあげたら　嬉しそうにCちゃんのオムツ替えるし、抱っこ紐に入れて　出かけてくれるようになったで。3人目にしてはじめてだけどね～笑」 私「イクメンって　育児をする男子　じゃなくて　育てられる男子のことかもね」 第2子Dくんママが　ぽつりと 「もう一人　がんばれってことかぁ～」 イクメンプロジェクト　大成功か？ 川崎恵子]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://ebm-jp.com/wp-content/uploads/471-6.jpg"><img class="alignright size-medium wp-image-2064" title="471-6" src="http://ebm-jp.com/wp-content/uploads/471-6-300x300.jpg" alt="" width="300" height="300" /></a>「Aくん　夜泣きして眠らん…涙」<br />
と目の下にクマを作ったAくんママ。<span id="more-2063"></span><br />
「Bちゃんも　朝ぐずって　保育園に行かない！言うよ～。病気か？」Aくんの姉は、今年度から保育園に行き始めた。<br />
私「登園前にBちゃんにも会ったけど、ご機嫌そうだったよね？」<br />
Aくんママ「家出るまで、怖い顔。」<br />
私「ママ　しんどそうだね」<br />
Aくんママ「眠れん！」<br />
『睡眠不足？夜泣きで？ひょっとして…』<br />
ゆっくり経過を聞いていく。</p>
<p>Aくんママは、中国人<br />
中国から日本に留学していた時　日本で知り合った中国人のパパと結婚し日本に住んでいる。<br />
Bちゃんが赤ちゃんの時　知り合いが欲しくて　つどいの広場に来るようになった。Bちゃんの子育ては　初めての出産の上　なれない日本でのこと毎日不安。保育園でママ友を作りながら、一つ一つ解決し頑張ってきた。そんな時　いつもパパが登場し、家事に育児に大活躍。<br />
「中国では　当たり前よ」とBくんママ。<br />
いつも仕事から帰ったら　すぐ子どもを抱き夕食を用意するママを気遣うパパ。<br />
子ども達のお風呂は　当然、寝かしつけるのもパパ。休日は　朝から二人を連れて公園へ。帰ってから昼寝させ　お掃除に料理もしてくれる。満点パパ❢<br />
ただ唯一減点は　パパのお仕事。中国との関連があるため会社でも大活躍で　中国への出張が多い。パパが居ないとママは、たちまち大忙しで　パニックになるのも仕方が無い。毎月のように寂しそうなママの顔を見てきた。今回も　子ども達の不調の時期を遡って行くと　ちょうどパパが出張に出かけた頃からと判明！実は子ども達より早くママのご機嫌が悪くなっていることも明白に。話をしながら少し落ち着き始めるママの傍ら笑顔で遊ぶAくん。他のママ達も　子どもを遊ばせながら話し始める。<br />
「いいなぁ～。イクメンパパで」<br />
「うちのパパなんか何にもしてくれへん」「子ども泣いているのに『ご飯まだか！』って言われて焦る」「ちょっと公園連れてったただけで『おれイクメンやろ？』みたいな顔されたらメッチャムカつく－」…<br />
Aくんママ「何？イクメンって？」「パパに『ご飯まだか！』なんか言われたら泣いてしまうよぉ」Aくんママにはシゲキが強すぎる会話かもしれないが、皆さんはパパへの愚痴になると一気に賑やかに。</p>
<p>イクメン＝子育てする男子（メンズ）<br />
子育てする女子は、何も言い方がないのに何故　イクメンが出現したのか？<br />
2010年に少子化打開策としてイクメンプロジェクト発足。男子の育児休業取得促進、育児参加への意識啓発で第一子出産後の離職が多い女子の継続就業率アップも目指した厚労省から出た周知啓発用語で　その年の流行語大賞にもなった。少子化打開には繋がっているように思えないが、言葉はすっかり定着した。巷ではパパが一人で赤ちゃんを連れて出かけている場面が増え、公共の男子トイレにもおむつ替え台や子供用便座が設置されるようになった。</p>
<p>「いいなぁ～。出張が有って。うちなんか　ずっと居るもん」とまで出てくる会話の中　第3子のCちゃんママが呟いた。<br />
「パパに『かっこいい～イクメンだぁ～』って言ってあげたら　嬉しそうにCちゃんのオムツ替えるし、抱っこ紐に入れて　出かけてくれるようになったで。3人目にしてはじめてだけどね～笑」<br />
私「イクメンって　育児をする男子　じゃなくて　育てられる男子のことかもね」<br />
第2子Dくんママが　ぽつりと<br />
「もう一人　がんばれってことかぁ～」<br />
イクメンプロジェクト　大成功か？</p>
<p>川崎恵子</p>
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		<title>抗生物質の副作用（NEWS No.471 p07）</title>
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		<pubDate>Mon, 09 Feb 2015 02:07:23 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[医問研ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[471号2014年11月発行]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://ebm-jp.com/?p=2067</guid>
		<description><![CDATA[あるお子さんが5か月半の間に、中耳炎を2回した際に処方された抗生物質が、オゼックス15日間、ワイドシリン25日間、クラバモックス7日間、バクタ10日間、計57日間でした。しかも、抗生物質を飲んでいる間に私が見ますと、中耳炎はありませんでした。 小児科医になって以来○○年の私は、ずーと抗生物質の乱用をしないように発言したり、日本小児科学会と論戦したりしましたが、こういうのを聞くと、がっくりして、ついその耳鼻科医を批判してしまいます。 それでも、約10年ほど前に、NHKの「ためしてガッテン」が風邪に抗生物質が効かないとの番組を放映し、昔は「かぜにも使え」としていた日本の学会もだいぶ変わってきました。にもかかわらず、前述のようなむちゃな使用は後をたちません。 最近、お母さんにその害を説明するのに、分かりやすい副作用の報告に接しましたので、簡単にまとめてみます。 1、抗生物質への耐性増（薬が効かなくなる） 耐性にも2種あります。集団の耐性と、個人の耐性です。 ＜集団の耐性率＞ これは例えば抗生物質をよく使う国では、耐性菌が増えるというデータです。ヨーロッパではよく使う国と耐性の率は極めてよく比例します。（Goossens H et al.Lancet2005;365:574-587）しかし、自分の子どもとは関係ないような気がするかもしれません。 ＜個人の耐性率＞ 呼吸器感染症（かぜや気管支炎など）に抗生物質を使うと、その個人個人の耐性菌保有率が2か月後でも2.4倍（OR:95%信頼区間CI:1.4-3.9）、12か月経っても、2.4倍（95%CI:1.1-4.5）になっていたとの研究を知りました（Costelloe C et al.BMJ2010;340:c2096））。「あなたのお子さんを肝心な時に守れるよう余分な抗生物質は飲ませないで」と言うと納得される方が多いようです。 2、その他 ＜難治性の腸管の慢性炎症（クローン病・潰瘍性腸炎）の増加＞ フランスのプリスクリルによれば、英国調査で、17歳以下の子に抗生物質を1週間（中央値）使うと、これらの病気が、1万人・年当り（例：千人が10年間）、使わないと0.83人の発症だが使うと1.52人の発症（1.8倍）に増えるとしています。 オランダでは、使うと2倍（95%CI:1.1-3.2）、1歳以下で使われると6倍（95%CI:1.7-19.3）になり、フィンランドの調査では7-10コースの抗生剤投与で3.48倍（95%CI:1.6-7.3）になるとのことです。（Prescrire international 2014;23:238） ＜肥満＞ いろんな菌に効く「広域スペクトラム」の抗生物質だと、4回以上服薬で、肥満が1.11倍（95%IC1.02-1.21）になり、年齢が小さい方が、影響が大きかったとされています。（Bailey LC et al.JAMA Pediatr 2014; 168:1063-1069） ＜急性脳症＞ これは、フロモックスやメイアクトなどピロボキシル基という構造を含む抗生物質を使うと「カルニチン欠乏」となり、低血糖と急性脳症を引き起こすというものです。日本小児科学会誌に載りました。多くの被害者は何十日も服用していたようです。11か月から4歳までの13人が報告されています。全て日本人からの報告です。（西山ら、日児誌2014;118:812-818） その他の下痢に始まり、多くの副作用があります。風邪には全く効かず、中耳炎も痛み以外には普通は効果がないこと、上述の副作用を伝えると処方しない意義をわかってもらえる方も多いようです。 はやし小児科　林]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>あるお子さんが5か月半の間に、中耳炎を2回した際に処方された抗生物質が、オゼックス15日間、ワイドシリン25日間、クラバモックス7日間、バクタ10日間、計57日間でした。<span id="more-2067"></span>しかも、抗生物質を飲んでいる間に私が見ますと、中耳炎はありませんでした。<br />
小児科医になって以来○○年の私は、ずーと抗生物質の乱用をしないように発言したり、日本小児科学会と論戦したりしましたが、こういうのを聞くと、がっくりして、ついその耳鼻科医を批判してしまいます。<br />
それでも、約10年ほど前に、NHKの「ためしてガッテン」が風邪に抗生物質が効かないとの番組を放映し、昔は「かぜにも使え」としていた日本の学会もだいぶ変わってきました。にもかかわらず、前述のようなむちゃな使用は後をたちません。</p>
<p>最近、お母さんにその害を説明するのに、分かりやすい副作用の報告に接しましたので、簡単にまとめてみます。</p>
<h5>1、抗生物質への耐性増（薬が効かなくなる）</h5>
<p>耐性にも2種あります。集団の耐性と、個人の耐性です。<br />
<strong> ＜集団の耐性率＞</strong><br />
これは例えば抗生物質をよく使う国では、耐性菌が増えるというデータです。ヨーロッパではよく使う国と耐性の率は極めてよく比例します。（Goossens H et al.Lancet2005;365:574-587）しかし、自分の子どもとは関係ないような気がするかもしれません。<br />
<strong> ＜個人の耐性率＞</strong><br />
呼吸器感染症（かぜや気管支炎など）に抗生物質を使うと、その個人個人の耐性菌保有率が2か月後でも2.4倍（OR:95%信頼区間CI:1.4-3.9）、12か月経っても、2.4倍（95%CI:1.1-4.5）になっていたとの研究を知りました（Costelloe C et al.BMJ2010;340:c2096））。「あなたのお子さんを肝心な時に守れるよう余分な抗生物質は飲ませないで」と言うと納得される方が多いようです。</p>
<h5>2、その他</h5>
<p><strong>＜難治性の腸管の慢性炎症（クローン病・潰瘍性腸炎）の増加＞</strong><br />
フランスのプリスクリルによれば、英国調査で、17歳以下の子に抗生物質を1週間（中央値）使うと、これらの病気が、1万人・年当り（例：千人が10年間）、使わないと0.83人の発症だが使うと1.52人の発症（1.8倍）に増えるとしています。<br />
オランダでは、使うと2倍（95%CI:1.1-3.2）、1歳以下で使われると6倍（95%CI:1.7-19.3）になり、フィンランドの調査では7-10コースの抗生剤投与で3.48倍（95%CI:1.6-7.3）になるとのことです。（Prescrire international 2014;23:238）<br />
<strong> ＜肥満＞</strong><br />
いろんな菌に効く「広域スペクトラム」の抗生物質だと、4回以上服薬で、肥満が1.11倍（95%IC1.02-1.21）になり、年齢が小さい方が、影響が大きかったとされています。（Bailey LC et al.JAMA Pediatr 2014; 168:1063-1069）<br />
<strong> ＜急性脳症＞</strong><br />
これは、フロモックスやメイアクトなどピロボキシル基という構造を含む抗生物質を使うと「カルニチン欠乏」となり、低血糖と急性脳症を引き起こすというものです。日本小児科学会誌に載りました。多くの被害者は何十日も服用していたようです。11か月から4歳までの13人が報告されています。全て日本人からの報告です。（西山ら、日児誌2014;118:812-818）</p>
<p>その他の下痢に始まり、多くの副作用があります。風邪には全く効かず、中耳炎も痛み以外には普通は効果がないこと、上述の副作用を伝えると処方しない意義をわかってもらえる方も多いようです。</p>
<p>はやし小児科　林</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>くすりのコラム　ネオシーダーは医薬品かタバコか？（NEWS No.471 p08）</title>
		<link>http://ebm-jp.com/2015/02/news-471-2014-11-p08/</link>
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		<pubDate>Mon, 09 Feb 2015 02:07:05 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[くすりのコラム]]></category>
		<category><![CDATA[医問研ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[471号2014年11月発行]]></category>

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		<description><![CDATA[「先月の臨床懇話会でアクトスについて医問研ニュースで取り上げないかと話がありました。 「えー発がん性ですか？」と無意識に言った自分に驚いた。 薬だけでなく原発、環境、労災どの問題でも出来る限り、厚生労働省は発がん性を認めないという態度に前からうんざりしていたのです。発がん性物質が入っていると問題になってもまともな規制がされていない「ネオシーダー」について今年の動きをみてみました。 商品名ネオシーダーは（株）アンターク本舗が製造販売している　一般用医薬品で指定第2類医薬品鎮咳去痰薬です。タバコは1箱400円前後ですがタバコではないネオシーダーは1箱284円で販売されています。効能にはタバコのように吸煙し咳を鎮め痰を出しやすくする薬と書かれています。成分　（1本中）　に塩化アンモニウム0.003g安息香酸　0.006gカンゾウエキス、ハッカ油　などが含まれ喫煙習慣のない人や未成年者は使用できないと書かれています。 今年1月の日衛誌（Jpn.　J.　Hyg.），69，31–38（2014）「薬用吸煙剤ネオシーダーの葉中及び主流煙中の有害化学成分と変異原活性の測定」の論文発表を受けて日本禁煙学会から2月に「第2類医薬品「ネオシーダー」の製造販売中止および健康被害調査の緊急要請」が出されました。その内容は国際がん研究機関（IARC）の発がん性リスクグループ1に分類される物質が市販医薬品から検出されることは前代未聞としたうえで、長年にわたり消費されていることから健康被害がすでに発生している可能性や受動喫煙者への健康被害の可能性も指摘しています。ネオシーダーにニコチンやタールが含まれていること、依存者がいることは2002、2007年に報告され、文書開示請求が行われたが国は成分について黒塗りの文書をだしているとあります。今回発表された論文ではタバコ製品にしか含まれないはずのタバコ特異的ニトロソアミン（TSNA）がネオシーダーから検出されたこと、つまりたばこ事業法に抵触している可能性からも不開示にしている使用原料の開示を要求しています。 ネオシーダーのニコチン量がわずかだから大丈夫ということはありません。 「代償性補償喫煙行動」と言って低ニコチンタバコ喫煙者は高ニコチンタバコ喫煙者と同量のニコチンを吸収しようと吸煙量が増加してしまいます。また「ライト」タバコはフィルター先の通気孔から空気を取り入れる作りにすることでスモーキングマシンを用いた分析結果を低ニコチン・タールにしてしまいます。しかしヒトが実際に喫煙する場合は唇や指で通気孔をふさいでしまうため表示より濃い煙を吸ってしまうのです。 論文ではネオシーダーの販売当初には無かった通気孔がいつからか採用さていると指摘しています。通気孔や吸煙行動による有害物質の曝露変動も問題としています。 販売数を上げるための「依存」を作り出す工作がなかったのかと思います。タバコを医薬品として売っているものですら規制ができない厚生労働省は信じられません。 タバコ管轄の財務省もどうするつもりでしょうか？ 薬剤師　小林]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="attachment_2070" class="wp-caption aligncenter" style="width: 584px"><a href="http://www.flickr.com/photos/macluckystar/7370805538/in/photostream/"><img class="size-full wp-image-2070 " title="471-8" src="http://ebm-jp.com/wp-content/uploads/471-8.jpg" alt="" width="574" height="382" /></a><p class="wp-caption-text">Photo by Mac Vincente</p></div>
<p style="text-align: left;">「先月の臨床懇話会でアクトスについて医問研ニュースで取り上げないかと話がありました。<span id="more-2069"></span><br />
「えー発がん性ですか？」と無意識に言った自分に驚いた。<br />
薬だけでなく原発、環境、労災どの問題でも出来る限り、厚生労働省は発がん性を認めないという態度に前からうんざりしていたのです。発がん性物質が入っていると問題になってもまともな規制がされていない「ネオシーダー」について今年の動きをみてみました。</p>
<p style="text-align: left;">商品名ネオシーダーは（株）アンターク本舗が製造販売している　一般用医薬品で指定第2類医薬品鎮咳去痰薬です。タバコは1箱400円前後ですがタバコではないネオシーダーは1箱284円で販売されています。効能にはタバコのように吸煙し咳を鎮め痰を出しやすくする薬と書かれています。成分　（1本中）　に塩化アンモニウム0.003g安息香酸　0.006gカンゾウエキス、ハッカ油　などが含まれ喫煙習慣のない人や未成年者は使用できないと書かれています。</p>
<p>今年1月の日衛誌（Jpn.　J.　Hyg.），69，31–38（2014）「薬用吸煙剤ネオシーダーの葉中及び主流煙中の有害化学成分と変異原活性の測定」の論文発表を受けて日本禁煙学会から2月に「第2類医薬品「ネオシーダー」の製造販売中止および健康被害調査の緊急要請」が出されました。その内容は国際がん研究機関（IARC）の発がん性リスクグループ1に分類される物質が市販医薬品から検出されることは前代未聞としたうえで、長年にわたり消費されていることから健康被害がすでに発生している可能性や受動喫煙者への健康被害の可能性も指摘しています。ネオシーダーにニコチンやタールが含まれていること、依存者がいることは2002、2007年に報告され、文書開示請求が行われたが国は成分について黒塗りの文書をだしているとあります。今回発表された論文ではタバコ製品にしか含まれないはずのタバコ特異的ニトロソアミン（TSNA）がネオシーダーから検出されたこと、つまりたばこ事業法に抵触している可能性からも不開示にしている使用原料の開示を要求しています。</p>
<p>ネオシーダーのニコチン量がわずかだから大丈夫ということはありません。<br />
「代償性補償喫煙行動」と言って低ニコチンタバコ喫煙者は高ニコチンタバコ喫煙者と同量のニコチンを吸収しようと吸煙量が増加してしまいます。また「ライト」タバコはフィルター先の通気孔から空気を取り入れる作りにすることでスモーキングマシンを用いた分析結果を低ニコチン・タールにしてしまいます。しかしヒトが実際に喫煙する場合は唇や指で通気孔をふさいでしまうため表示より濃い煙を吸ってしまうのです。<br />
論文ではネオシーダーの販売当初には無かった通気孔がいつからか採用さていると指摘しています。通気孔や吸煙行動による有害物質の曝露変動も問題としています。</p>
<p>販売数を上げるための「依存」を作り出す工作がなかったのかと思います。タバコを医薬品として売っているものですら規制ができない厚生労働省は信じられません。<br />
タバコ管轄の財務省もどうするつもりでしょうか？</p>
<p>薬剤師　小林</p>
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