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	<title>医療問題研究会 &#187; 478号2015年6月発行</title>
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	<description>エビデンスに基づく保健・医学・薬学（EBM）の実践的研究を！</description>
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		<title>年間50mSv被ばく地域への帰還強要政策に対し、「戦争法制」との闘いの中で反撃を！（NEWS No.478 p01）</title>
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		<pubDate>Sat, 10 Oct 2015 08:56:53 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[医問研ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[478号2015年6月発行]]></category>

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		<description><![CDATA[6月12日、戦争法制への闘いが高揚する中、安倍内閣は福島の県内外への避難者に対して、驚くべきことに年間50mSv以下の地域へ、2017年3月までに帰還を強要する閣議決定をしました。 まず、この内容を理解するために、福島の避難地域の区分を再確認します。最も被ばく量が高い順に、 1） 帰還困難区域：年間50mSv超の被ばく、双葉町など約2万4千人、 2） 居住制限区域：年間20mSv超、50mSv以下、約2万3千人、 3） 避難指示解除準備区域、年間20mSv以下、約3万2千人、 3）の年間20mSv以下の地域での生活は、政府でさえ認めている100mSv以上の被ばくの障害性も無視したものです。この地域に5年以上住めば100mSv以上の被ばくをする可能性が十分あるわけですから。 そのため、2011年4月には文科省が年間20mSvに相当する空間線量の校庭の使用を認めたことに対して、日弁連・日本医師会なども含めて激しい抗議の声があがり、当時の内閣参与小佐古東大教授まで「子どもに年間20mSvは非常識」と抗議辞任、5月の保護者の強い要請で撤回することになりました。 ところがその後、3）の20mSvまでの地域で、昨年4月に田村市、10月には川内村の一部で、帰還制限が解除されています。 今回は、それらをはるかに超えた、恐るべき内容です。年間20mSVどころか、年間50mSv以下の地域にも帰還することを強要しているからです。 年間50mSv以下とは言うまでもなく、10年以上住めば500mSv、20年以上住めば1Svになる可能性もあるのです。 事故5年後制定のチェルノブイリ法では年間1mSvを超える地域では、移住を希望すれば支援を受けられます。年間5mSvを超える地域には「居住」はできず、移住が義務付けられています。安部内閣は、事故後6年にその50倍までの高度被ばく地に住めとしたのです。 今回の決定は極めて危険な地域への帰還の強制です。なぜなら、家族や家、地域での生活を奪ったことへの「精神的損害賠償」一人当たり月10万円の支払いが、2017年3月で打ち切られるのです。避難したため、多くの人がこれで生活をせざるを得なくなっているにもかかわらず打ち切ろうとしているのです。 同時に、東電は6月7日商工者への損害賠償を2016年までで打ち切ると発表しているのです。 これが強制でなくてなんでしょうか。 自主避難者への無償の住宅提供の打ち切りも進められています。高い被ばく地域への帰還強要への抗議の声をさらに強めなければなりません。 「戦争法制」廃案と安倍内閣打倒の闘いはますます高揚しています。この闘いの中で、先述の帰還強要決定も覆してゆかなければなりません。 はやし小児科　林]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>6月12日、戦争法制への闘いが高揚する中、安倍内閣は福島の県内外への避難者に対して、驚くべきことに年間50mSv以下の地域へ、2017年3月までに帰還を強要する閣議決定をしました。<span id="more-2328"></span><br />
まず、この内容を理解するために、福島の避難地域の区分を再確認します。最も被ばく量が高い順に、</p>
<p>1）	帰還困難区域：年間50mSv超の被ばく、双葉町など約2万4千人、<br />
2）	居住制限区域：年間20mSv超、50mSv以下、約2万3千人、<br />
3）	避難指示解除準備区域、年間20mSv以下、約3万2千人、</p>
<p>3）の年間20mSv以下の地域での生活は、政府でさえ認めている100mSv以上の被ばくの障害性も無視したものです。この地域に5年以上住めば100mSv以上の被ばくをする可能性が十分あるわけですから。<br />
そのため、2011年4月には文科省が年間20mSvに相当する空間線量の校庭の使用を認めたことに対して、日弁連・日本医師会なども含めて激しい抗議の声があがり、当時の内閣参与小佐古東大教授まで「子どもに年間20mSvは非常識」と抗議辞任、5月の保護者の強い要請で撤回することになりました。<br />
ところがその後、3）の20mSvまでの地域で、昨年4月に田村市、10月には川内村の一部で、帰還制限が解除されています。</p>
<p>今回は、それらをはるかに超えた、恐るべき内容です。年間20mSVどころか、年間50mSv以下の地域にも帰還することを強要しているからです。<br />
年間50mSv以下とは言うまでもなく、10年以上住めば500mSv、20年以上住めば1Svになる可能性もあるのです。<br />
事故5年後制定のチェルノブイリ法では年間1mSvを超える地域では、移住を希望すれば支援を受けられます。年間5mSvを超える地域には「居住」はできず、移住が義務付けられています。安部内閣は、事故後6年にその50倍までの高度被ばく地に住めとしたのです。<br />
今回の決定は極めて危険な地域への帰還の強制です。なぜなら、家族や家、地域での生活を奪ったことへの「精神的損害賠償」一人当たり月10万円の支払いが、2017年3月で打ち切られるのです。避難したため、多くの人がこれで生活をせざるを得なくなっているにもかかわらず打ち切ろうとしているのです。<br />
同時に、東電は6月7日商工者への損害賠償を2016年までで打ち切ると発表しているのです。<br />
これが強制でなくてなんでしょうか。</p>
<p>自主避難者への無償の住宅提供の打ち切りも進められています。高い被ばく地域への帰還強要への抗議の声をさらに強めなければなりません。<br />
「戦争法制」廃案と安倍内閣打倒の闘いはますます高揚しています。この闘いの中で、先述の帰還強要決定も覆してゆかなければなりません。</p>
<p>はやし小児科　林</p>
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		<title>臨床薬理研・懇話会5月例会報告（NEWS No.478 p02）</title>
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		<pubDate>Sat, 10 Oct 2015 08:56:41 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[医問研ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[478号2015年6月発行]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://ebm-jp.com/?p=2330</guid>
		<description><![CDATA[Ⅰ．シリーズ　「統計でウソをつく方法」を見破る　第3回 複合エンドポイントの問題点 エンドポイントとは臨床試験で被験薬などによる医学的介入の効果をみる指標である。例えば心筋梗塞の発症やそれによる死亡の抑制を期待する被験薬では、次の2種類がある。1）　ハードエンドポイント－心筋梗塞、総死亡　（主観がまじりにくい）、2）　ソフトエンドポイント―狭心症発症、狭心症による入院、PCI（経皮的冠動脈インターべンション）の実施、CABG（冠動脈バイパス術）の実施、心不全の悪化、心不全による入院、TIA（一過性脳虚血発作）　（主観などがはいりやすい、厳密な判定が難しく、そもそも定義が難しいエンドポイント。重要性も前者と比較して低い）。 複合エンドポイントとは、ひとつの単純なエンドポイントでなく、複数のエンドポイントを組み合わせたもの。かつては、プライマリー・エンドポイントとして最も適切な指標を1つ選定し、臨床試験プロトコールに明記することが推奨されていた。それが様変わりし、臨床試験、とりわけ循環器領域の臨床試験で様々な複合エンドポイントが多用されている。 複合エンドポイントのねらい 複数のエンドポイントの設定により、エンドポイントを経験する患者の数を増やし、統計的な検出力を高め、臨床試験に必要な患者数を減らすことを可能にする。 多くのエンドポイントを並べることにより、それら全体に対する被験薬の治療効果のインパクトを強めることができる。 複合エンドポイントの問題点 並べられた多数のエンドポイントの患者アウトカムにおける重要性は均等か。また、それぞれのエンドポイントに対する被験薬の効果は同程度か。（違うのでは複合そのものが正当化されない） 複合エンドポイントを用いた臨床試験では、複数のエンドポイントのいずれかがはじめてみられた時点で、複合エンドポイントのイベントが「あり」とカウントされる。患者にとって真に重要な意味をもつエンドポイントへの効果が不明確になるおそれがある。患者にとって重要性が低いエンドポイントの発生率が高く、そのことが治療効果と関連しているため、被験薬の効果を過大に評価し、誤って印象づけることになりやすい。 複合エンドポイントのひとつが発生した後のイベントが記録されないので、例えば「総死亡そのものだけ」を取り出した比較を、論文から第3者が検討しようとしてもできない。 複合エンドポイントの使用が臨床試験の解釈と診療への応用を難しくする。 最近循環器領域でよく使われる複合エンドポイント MACE: major adverse cardiovascular events これがMACEという定まった定義はない。通常、安全性と有効性を反映するエンドポイントを含むが、関連性の程度がさまざまな多種の臨床イベントが含まれる。様々な定義の複合エンドポイントMACEは異なった結果と結論に導く。それゆえ、とりわけMACEの言葉は用いない方が良い。 薬剤師　寺岡]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<h5>Ⅰ．シリーズ　「統計でウソをつく方法」を見破る　第3回</h5>
<h6>複合エンドポイントの問題点<span id="more-2330"></span></h6>
<div>エンドポイントとは臨床試験で被験薬などによる医学的介入の効果をみる指標である。例えば心筋梗塞の発症やそれによる死亡の抑制を期待する被験薬では、次の2種類がある。1）　ハードエンドポイント－心筋梗塞、総死亡　（主観がまじりにくい）、2）　ソフトエンドポイント―狭心症発症、狭心症による入院、PCI（経皮的冠動脈インターべンション）の実施、CABG（冠動脈バイパス術）の実施、心不全の悪化、心不全による入院、TIA（一過性脳虚血発作）　（主観などがはいりやすい、厳密な判定が難しく、そもそも定義が難しいエンドポイント。重要性も前者と比較して低い）。</div>
<div id="_mcePaste">複合エンドポイントとは、ひとつの単純なエンドポイントでなく、複数のエンドポイントを組み合わせたもの。かつては、プライマリー・エンドポイントとして最も適切な指標を1つ選定し、臨床試験プロトコールに明記することが推奨されていた。それが様変わりし、臨床試験、とりわけ循環器領域の臨床試験で様々な複合エンドポイントが多用されている。</div>
<h6>複合エンドポイントのねらい</h6>
<div>
<ul>
<li>複数のエンドポイントの設定により、エンドポイントを経験する患者の数を増やし、統計的な検出力を高め、臨床試験に必要な患者数を減らすことを可能にする。</li>
<li>多くのエンドポイントを並べることにより、それら全体に対する被験薬の治療効果のインパクトを強めることができる。</li>
</ul>
</div>
<h6>複合エンドポイントの問題点</h6>
<div>
<ol>
<li>並べられた多数のエンドポイントの患者アウトカムにおける重要性は均等か。また、それぞれのエンドポイントに対する被験薬の効果は同程度か。（違うのでは複合そのものが正当化されない）</li>
<li>複合エンドポイントを用いた臨床試験では、複数のエンドポイントのいずれかがはじめてみられた時点で、複合エンドポイントのイベントが「あり」とカウントされる。患者にとって真に重要な意味をもつエンドポイントへの効果が不明確になるおそれがある。患者にとって重要性が低いエンドポイントの発生率が高く、そのことが治療効果と関連しているため、被験薬の効果を過大に評価し、誤って印象づけることになりやすい。</li>
<li>複合エンドポイントのひとつが発生した後のイベントが記録されないので、例えば「総死亡そのものだけ」を取り出した比較を、論文から第3者が検討しようとしてもできない。</li>
<li>複合エンドポイントの使用が臨床試験の解釈と診療への応用を難しくする。</li>
</ol>
</div>
<div>最近循環器領域でよく使われる複合エンドポイント</div>
<div>MACE: major adverse cardiovascular events</div>
<div id="_mcePaste">これがMACEという定まった定義はない。通常、安全性と有効性を反映するエンドポイントを含むが、関連性の程度がさまざまな多種の臨床イベントが含まれる。様々な定義の複合エンドポイントMACEは異なった結果と結論に導く。それゆえ、とりわけMACEの言葉は用いない方が良い。</div>
<div>薬剤師　寺岡</div>
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		</item>
		<item>
		<title>文献レビュー　ペクチンは唯一の「二重目隠しランダム化試験」でセシウムを低下（NEWS No.478 p04）</title>
		<link>http://ebm-jp.com/2015/10/news-478-2015-06-p04/</link>
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		<pubDate>Sat, 10 Oct 2015 08:56:18 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[医問研ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[本の紹介]]></category>
		<category><![CDATA[478号2015年6月発行]]></category>

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		<description><![CDATA[前回は、PubMed検索の結果で、人間を対象とした臨床試験としてランダム化比較試験RCT＋二重目隠し法が1件、二重目隠し法が1件、他の比較試験が2件見つかったことを報告しました。 前回に、臨床症状をアウトカムとしたバンダジェフスカヤの論文を紹介しました。ペクチン投与前後の比較で、中等度汚染者群（平均38Bq/Kg）のグループでは前後で39％の減少、高度汚染者（平均122Bq/Kg）の方が28％の減少があった。また心電図も同じでペクチンを飲んだ後に改善したというものでした。 今回は、間違いがないように、コクランのData extraction formを参照してRCTの質も含めて検討します、 たった1つのRCTかつ二重目隠し法という最も厳密な形式の論文（Nesterenko VB et al.SwissMed Wkly2004; 134: 24-27）を紹介します。チェルノブイリ周辺でも特に汚染が強かったゴメリ州の子どもたち64人が、サナトリウムに1カ月滞在した間にされた臨床試験です。このサナトリウムではクリーンな環境でクリーンな食物を食べます。 試験前のホールボディカウンターでの測定値は放射線量が平均約30Bq/Kgです。64人をランダムに2群に分け、3週間、ペクチン末5gを食べた32人と、プラセボの粉末を食べた32人を比較しています。食べる前の測定値と食べた後の測定値は全員一覧表として掲載されています。評価されたのはペクチン群28人、プラセボ群30人となっています。ペクチン群で4人12.5％、プラセボ群で2人6.25％の脱落がありましたが、その理由はきちんと書かれています。3家族（4人の子ども）が最後の測定までにサナトリウムを離れ、2人の子どもは理由不明の検査拒否でした。脱落者を含めたITT分析はされていません。 RCTと明記されており、方法は「ランダム化表に基づいて」との記載があります。二重目隠し法については、倫理委員が与えられた粉末がペクチンかプラセボかが、セシウム測定後にしかわからないように、粉末投与者とセシウム測定者から「目隠し」する、との方法が記載されています。相当質の高い二重目隠しRCTといえます。 結果は、投与前のセシウムはペクチン群30.1+/-0.7（SD?）、プラセボ群30.0+/-0.9で、投与後はそれぞれ11.3+/-0.6と、25.8+/-0.8でした。平均減少率は、ペクチン群で62.6％、プラセボ群で13.9％でした（P&#60;0.01）。プラセボ群の減少はクリーンな環境とクリーンな食事によるものと思われます。しかし、プラセボ群では誰も20Bq/Kg未満にはなりませんでした。この論文からは、ペクチンはセシウム減少にとても有効だといえます。 以上、唯一のRCT＆二重目隠し法による臨床試験を検討しましたが、次回は他の比較試験などを報告します。 はやし小児科　林]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>前回は、PubMed検索の結果で、人間を対象とした臨床試験としてランダム化比較試験RCT＋二重目隠し法が1件、二重目隠し法が1件、他の比較試験が2件見つかったことを報告しました。<span id="more-2334"></span></p>
<p>前回に、臨床症状をアウトカムとしたバンダジェフスカヤの論文を紹介しました。ペクチン投与前後の比較で、中等度汚染者群（平均38Bq/Kg）のグループでは前後で39％の減少、高度汚染者（平均122Bq/Kg）の方が28％の減少があった。また心電図も同じでペクチンを飲んだ後に改善したというものでした。</p>
<p>今回は、間違いがないように、コクランのData extraction formを参照してRCTの質も含めて検討します、</p>
<p>たった1つのRCTかつ二重目隠し法という最も厳密な形式の論文（Nesterenko VB et al.SwissMed Wkly2004; 134: 24-27）を紹介します。チェルノブイリ周辺でも特に汚染が強かったゴメリ州の子どもたち64人が、サナトリウムに1カ月滞在した間にされた臨床試験です。このサナトリウムではクリーンな環境でクリーンな食物を食べます。</p>
<p>試験前のホールボディカウンターでの測定値は放射線量が平均約30Bq/Kgです。64人をランダムに2群に分け、3週間、ペクチン末5gを食べた32人と、プラセボの粉末を食べた32人を比較しています。食べる前の測定値と食べた後の測定値は全員一覧表として掲載されています。評価されたのはペクチン群28人、プラセボ群30人となっています。ペクチン群で4人12.5％、プラセボ群で2人6.25％の脱落がありましたが、その理由はきちんと書かれています。3家族（4人の子ども）が最後の測定までにサナトリウムを離れ、2人の子どもは理由不明の検査拒否でした。脱落者を含めたITT分析はされていません。</p>
<p>RCTと明記されており、方法は「ランダム化表に基づいて」との記載があります。二重目隠し法については、倫理委員が与えられた粉末がペクチンかプラセボかが、セシウム測定後にしかわからないように、粉末投与者とセシウム測定者から「目隠し」する、との方法が記載されています。相当質の高い二重目隠しRCTといえます。</p>
<p>結果は、投与前のセシウムはペクチン群30.1+/-0.7（SD?）、プラセボ群30.0+/-0.9で、投与後はそれぞれ11.3+/-0.6と、25.8+/-0.8でした。平均減少率は、ペクチン群で62.6％、プラセボ群で13.9％でした（P&lt;0.01）。プラセボ群の減少はクリーンな環境とクリーンな食事によるものと思われます。しかし、プラセボ群では誰も20Bq/Kg未満にはなりませんでした。この論文からは、ペクチンはセシウム減少にとても有効だといえます。</p>
<p>以上、唯一のRCT＆二重目隠し法による臨床試験を検討しましたが、次回は他の比較試験などを報告します。</p>
<p>はやし小児科　林</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>5月の福島県甲状腺「本格調査」結果の評価（NEWS No.478 p05）</title>
		<link>http://ebm-jp.com/2015/10/news-478-2015-06-p05/</link>
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		<pubDate>Sat, 10 Oct 2015 08:56:04 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[医問研ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[478号2015年6月発行]]></category>

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		<description><![CDATA[2014年4月から、2011年の原発事故当時18歳以下だった福島の小児に対し引き続き2巡目の甲状腺「本格調査」が始まった。あらためて2015年5月18日発表された経過についていくつかの分析を試みた。 1）　新たな15名の甲状腺がん発見は、甲状腺がんの潜伏期が短いことを示した 今回新たに発見された甲状腺がんは15名。そのうち8名は前回のエコー検査ではA1判定、つまりエコー上結節は発見されていなかった。前回検査からは2-3年が経過しているので、8名については（見落としの可能性はあるが、数名見落としたとすれば、この検査全体の精度が全く信用できないこととなってしまう）、0から前回検査後にエコーで診断できる大きさ（発見されたがんの結節は5.3mmから17.3mmの範囲だという）にまで大きくなったということを意味する。つまり福島で発見された甲状腺がんは2-3年の潜伏期で発見され得ることがあきらかになった。 2）結節の頻度は1巡目と比べ明らかに増加している 2011年度に先行検査を実施した12市町村について、今回の本格調査との結節率を比較してみた。表1のように本格調査では先行調査に比べ明らかに結節が多かった（χ二乗検定；P&#60;0.01）.各市町村別の率を比較しても同様であった（対応のあるstudent-t　P=0.02）。結節の多いはずの年齢の高い層の受診は有意に本格調査の方が低く、この結節頻度の増加は明らかである。（表1） （表1） 3）甲状腺がんも増加している可能性が高い 同じ12市町村について甲状腺がんを比較してみた。（表2） （表2） 表2で先行調査と本格調査では甲状腺がんの発見率に有意差はなかった。が、本格調査では先行調査に比べ人年比較をすると3年余分に観察しているので約1/3の頻度になるはずである。一方、図の二次検査対象数のほとんどは5mm以上の結節なので、二次検査対象数は本格調査の方が1.7倍高い。しかるに針生検は本格調査では約1/4以下となっている。同じ基準で針生検を実施していたとすれば本格調査では約6.8倍がんが発見される可能性があることになる（1.7&#215;4）。一方、受診率で補正すると本格調査は約1.8倍。また、がん頻度の高い16歳以上の二次対象は先行調査の方が1.3倍多い。こういったもろもろの補正を行うと、本格調査は同じ条件とすれば8人の約5.6倍、44人程度となり、有意に先行調査より高い発見率となる。 以上の分析から、福島の甲状腺がんは予想を上回るスピードでの増加を示していると考える。これはスクリーニング効果では説明できない。 大阪赤十字病院　山本]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>2014年4月から、2011年の原発事故当時18歳以下だった福島の小児に対し引き続き2巡目の甲状腺「本格調査」が始まった。<span id="more-2337"></span>あらためて2015年5月18日発表された経過についていくつかの分析を試みた。</p>
<p>1）　新たな15名の甲状腺がん発見は、甲状腺がんの潜伏期が短いことを示した<br />
今回新たに発見された甲状腺がんは15名。そのうち8名は前回のエコー検査ではA1判定、つまりエコー上結節は発見されていなかった。前回検査からは2-3年が経過しているので、8名については（見落としの可能性はあるが、数名見落としたとすれば、この検査全体の精度が全く信用できないこととなってしまう）、0から前回検査後にエコーで診断できる大きさ（発見されたがんの結節は5.3mmから17.3mmの範囲だという）にまで大きくなったということを意味する。つまり福島で発見された甲状腺がんは2-3年の潜伏期で発見され得ることがあきらかになった。</p>
<p>2）結節の頻度は1巡目と比べ明らかに増加している<br />
2011年度に先行検査を実施した12市町村について、今回の本格調査との結節率を比較してみた。表1のように本格調査では先行調査に比べ明らかに結節が多かった（χ二乗検定；P&lt;0.01）.各市町村別の率を比較しても同様であった（対応のあるstudent-t　P=0.02）。結節の多いはずの年齢の高い層の受診は有意に本格調査の方が低く、この結節頻度の増加は明らかである。（表1）</p>
<p>（表1）<br />

<table id="wp-table-reloaded-id-18-no-1" class="wp-table-reloaded wp-table-reloaded-id-18">
<thead>
	<tr class="row-1 odd">
		<th class="column-1"></th><th class="column-2">本格調査</th><th class="column-3">先行調査</th>
	</tr>
</thead>
<tbody>
	<tr class="row-2 even">
		<td class="column-1">5mm以上結節率</td><td class="column-2">280</td><td class="column-3">219</td>
	</tr>
	<tr class="row-3 odd">
		<td class="column-1">一次受診者数</td><td class="column-2">30,747</td><td class="column-3">41,810</td>
	</tr>
</tbody>
</table>
<br />
3）甲状腺がんも増加している可能性が高い<br />
同じ12市町村について甲状腺がんを比較してみた。（表2）</p>
<p>（表2）<br />

<table id="wp-table-reloaded-id-19-no-1" class="wp-table-reloaded wp-table-reloaded-id-19">
<thead>
	<tr class="row-1 odd">
		<th class="column-1"></th><th class="column-2">一次対象数</th><th class="column-3">一次実施数<br />
（率）</th><th class="column-4">二次対象数<br />
（率）</th><th class="column-5">二次受診数<br />
（率）</th><th class="column-6">針生検数<br />
（生検率）</th><th class="column-7">二次受診者中<br />
16-18歳数（％）</th><th class="column-8">甲状腺がん数<br />
（/10万）</th>
	</tr>
</thead>
<tbody>
	<tr class="row-2 even">
		<td class="column-1">先行調査</td><td class="column-2">47,768</td><td class="column-3">41,810<br />
（88%）</td><td class="column-4">199<br />
（90％）</td><td class="column-5">199<br />
（46％）</td><td class="column-6">91<br />
（46％）</td><td class="column-7">97<br />
（49％）</td><td class="column-8">14<br />
（33.5）</td>
	</tr>
	<tr class="row-3 odd">
		<td class="column-1">本格調査</td><td class="column-2">49,450</td><td class="column-3">30,747<br />
（60％）</td><td class="column-4">281<br />
（0.8％）</td><td class="column-5">193<br />
（69％）</td><td class="column-6">22<br />
（11％）</td><td class="column-7">67<br />
（35％）</td><td class="column-8">8<br />
（26.0）</td>
	</tr>
</tbody>
</table>
<br />
表2で先行調査と本格調査では甲状腺がんの発見率に有意差はなかった。が、本格調査では先行調査に比べ人年比較をすると3年余分に観察しているので約1/3の頻度になるはずである。一方、図の二次検査対象数のほとんどは5mm以上の結節なので、二次検査対象数は本格調査の方が1.7倍高い。しかるに針生検は本格調査では約1/4以下となっている。同じ基準で針生検を実施していたとすれば本格調査では約6.8倍がんが発見される可能性があることになる（1.7&#215;4）。一方、受診率で補正すると本格調査は約1.8倍。また、がん頻度の高い16歳以上の二次対象は先行調査の方が1.3倍多い。こういったもろもろの補正を行うと、本格調査は同じ条件とすれば8人の約5.6倍、44人程度となり、有意に先行調査より高い発見率となる。<br />
以上の分析から、福島の甲状腺がんは予想を上回るスピードでの増加を示していると考える。これはスクリーニング効果では説明できない。</p>
<p>大阪赤十字病院　山本</p>
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		<item>
		<title>浮雲保健師ぶ～やんの呟き　「泣く子は育つ？」~の巻（NEWS No.478 p06）</title>
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		<pubDate>Sat, 10 Oct 2015 08:55:52 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[医問研ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[478号2015年6月発行]]></category>

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		<description><![CDATA[「この子　すぐ泣くんです…」 初めての集いに参加する親子が　心配そうに入って来て開口一番に言われることが多いセリフ。 我が子が泣くことを気にしたママが、人に言われる前に「人見知り」宣言!? そんな宣言に慣れた　こちらは　笑顔で泣く子を預かり　あの手この手であやしながら『心地よい泣き声』に浸っている。 知らない場所に来ての不安から泣くのは当然、ママも緊張している。 いつも家ではママと二人、静かな部屋に居ることが当たり前になっている日々。ある日突然　大勢の親子が居て　乳幼児の声が響き渡っている場に来れば驚きと不安で落ち着かず、泣き叫ぶのも自然な反応。 しかし、中には全く泣かず、すぐに笑顔になる子もいる。兄姉が居るとか、近くに同年代が多く居住し行き来している子など。 そんな子と知り合うと　すぐ泣く子のママは、我が子が『困った子』と思ってしまい気にしたり、恥ずかしがったりで知らない人が集まるところには行きにくくなり　家で二人過ごすことが増える。外出が減りどうしても出かけなければならない所用があると　親子ともども不安、ストレスとなり余計に赤ちゃんが泣き叫ぶ。益々出かけなくなり…の悪循環。 我が子の泣き声に苛つきながら居合わせた他の保護者に「うるさくてスミマセン」と気を使う。そんな時に他の先輩ママたちに聞いてみる 「この子の泣き声　うるさい？」 すると不思議なほど　他のママは 「かわいい泣き声、全然うるさくない。うちの子の泣き声なんか…」「うちの方が…」 と我が子がうるさい合戦勃発！ それでも　信じられない新米ママさん。 そこで「我が子の泣き声は、その子のママに一番聞こえる（耳障りなほど）周波数みたいよ」と話す。乳児の声の周波数は、空腹時や不安時2kHz～8kHz。それは猿が危険警告するときの周波数と同じとのこと。また『黒板を引っかく音』も2~4kHz。大多数の人が不快に想う周波数。その範囲でも　自分のママにだけ特に響くような（不快に思うような）周波数の泣き声になっている様で、そばに来てもらえるよう生きていく術なのかもしれない。それを聞いて新米ママは『へぇ～』と言う顔になっていき、ベテランママの中で緊張が解け寛ぎ始めると　スタッフに抱かれた赤ちゃんも玩具に気付き、手を出し落ち着き始める。 ただ今回の5ヶ月児のママの話は、ちょっと違った。「この子は、すぐ泣くんです。泣きすぎるから　ちょっと障害があるんじゃないかと祖父母が…」「障害？」「自閉症の子は、乳児の時に神経質で　よく泣くって…」周りの親戚や知人、ネットで検索しての知恵袋らしい。 確かに過度に神経質だったり、無反応だったりすることが発達上心配なことはある。とりあえずその子は　ママに抱かれると直ぐに泣き止み　安心し　何度かスタッフに抱かれて泣きながらも　他の子と同じように落ち着き始めた。その頃には　ママはすっかり他のママと打ち解けて、おしゃべりに夢中になり、こちらは安堵する。 最近　こんな相談が増えている。祖父母や近隣の高齢者に乳児の泣き声がうるさいと言われ、色々調べて落ち込んでいるケース。 祖父母が若く加齢に伴う高周波音が聞こえにくくなるのが遅くなっているのか？独居や老夫婦生活が多くて雑音そのものがうるさく感じるのか？ ゆったり地域で子育てをする環境が失われていっていると思えてならない。 ちなみに乳児の甘え泣き（抱っこして欲しい時等）は300Hz～1kHzと言われ、高齢者によく聞こえる音域。 「さぁ、お婆が抱っこしてあげるよ～♪」 川崎恵子]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>「この子　すぐ泣くんです…」<br />
初めての集いに参加する親子が　心配そうに入って来て開口一番に言われることが多いセリフ。<span id="more-2341"></span><br />
我が子が泣くことを気にしたママが、人に言われる前に「人見知り」宣言!?<br />
そんな宣言に慣れた　こちらは　笑顔で泣く子を預かり　あの手この手であやしながら『心地よい泣き声』に浸っている。</p>
<p>知らない場所に来ての不安から泣くのは当然、ママも緊張している。<br />
いつも家ではママと二人、静かな部屋に居ることが当たり前になっている日々。ある日突然　大勢の親子が居て　乳幼児の声が響き渡っている場に来れば驚きと不安で落ち着かず、泣き叫ぶのも自然な反応。<br />
しかし、中には全く泣かず、すぐに笑顔になる子もいる。兄姉が居るとか、近くに同年代が多く居住し行き来している子など。<br />
そんな子と知り合うと　すぐ泣く子のママは、我が子が『困った子』と思ってしまい気にしたり、恥ずかしがったりで知らない人が集まるところには行きにくくなり　家で二人過ごすことが増える。外出が減りどうしても出かけなければならない所用があると　親子ともども不安、ストレスとなり余計に赤ちゃんが泣き叫ぶ。益々出かけなくなり…の悪循環。<br />
我が子の泣き声に苛つきながら居合わせた他の保護者に「うるさくてスミマセン」と気を使う。そんな時に他の先輩ママたちに聞いてみる<br />
「この子の泣き声　うるさい？」<br />
すると不思議なほど　他のママは<br />
「かわいい泣き声、全然うるさくない。うちの子の泣き声なんか…」「うちの方が…」<br />
と我が子がうるさい合戦勃発！<br />
それでも　信じられない新米ママさん。<br />
そこで「我が子の泣き声は、その子のママに一番聞こえる（耳障りなほど）周波数みたいよ」と話す。乳児の声の周波数は、空腹時や不安時2kHz～8kHz。それは猿が危険警告するときの周波数と同じとのこと。また『黒板を引っかく音』も2~4kHz。大多数の人が不快に想う周波数。その範囲でも　自分のママにだけ特に響くような（不快に思うような）周波数の泣き声になっている様で、そばに来てもらえるよう生きていく術なのかもしれない。それを聞いて新米ママは『へぇ～』と言う顔になっていき、ベテランママの中で緊張が解け寛ぎ始めると　スタッフに抱かれた赤ちゃんも玩具に気付き、手を出し落ち着き始める。</p>
<p>ただ今回の5ヶ月児のママの話は、ちょっと違った。「この子は、すぐ泣くんです。泣きすぎるから　ちょっと障害があるんじゃないかと祖父母が…」「障害？」「自閉症の子は、乳児の時に神経質で　よく泣くって…」周りの親戚や知人、ネットで検索しての知恵袋らしい。<br />
確かに過度に神経質だったり、無反応だったりすることが発達上心配なことはある。とりあえずその子は　ママに抱かれると直ぐに泣き止み　安心し　何度かスタッフに抱かれて泣きながらも　他の子と同じように落ち着き始めた。その頃には　ママはすっかり他のママと打ち解けて、おしゃべりに夢中になり、こちらは安堵する。<br />
最近　こんな相談が増えている。祖父母や近隣の高齢者に乳児の泣き声がうるさいと言われ、色々調べて落ち込んでいるケース。<br />
祖父母が若く加齢に伴う高周波音が聞こえにくくなるのが遅くなっているのか？独居や老夫婦生活が多くて雑音そのものがうるさく感じるのか？<br />
ゆったり地域で子育てをする環境が失われていっていると思えてならない。<br />
ちなみに乳児の甘え泣き（抱っこして欲しい時等）は300Hz～1kHzと言われ、高齢者によく聞こえる音域。<br />
「さぁ、お婆が抱っこしてあげるよ～♪」</p>
<p>川崎恵子</p>
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		<item>
		<title>第5回避難者こども健康相談会きょうと開催される（NEWS No.478 p07）</title>
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		<pubDate>Sat, 10 Oct 2015 08:55:40 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[医問研ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[478号2015年6月発行]]></category>

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		<description><![CDATA[6月14日（日）、会場は、京都文教大学のキャンパス（京都府宇治市）をお借りして開催され、医問研の医師をはじめ大阪から仲間も参加しました。 震災により東日本から京都に避難しているお子さんとそのご家族を対象に、2013年6月より年2回（6月、11月）のペースで開催されているものです。避難者こども健康相談会きょうと実行委員会が主催されたものです。 今回は、京都では5回目になりますが、志ある京都の小児科医師のご協力と、避難者や避難者を支える多くの方のご支援で支えられています。 午前中に相談会が開催され、4組のご家族の相談がありました。福島県県民健康調査での甲状腺検査結果への相談、避難生活中での親子の健康の相談など、切実な相談が寄せられ、参加した小児科医師からは丁寧な相談がなされました。 昼間は、昼食を兼ねて、京都の小児科医と大阪から参加した医師とのランチョン交流会が開かれました。 「甲状腺がんと放射線の関係の検討（容量反応関係の検討）」を山本英彦さんから、「空間放射線量の高い地域を含む岩手、宮城、山形、福島、茨城、栃木、群馬の7県の周産期死亡率の検討」を森国悦さんから話題提供がなされました。福島事故後、多様な健康障害が生じており、また放射線汚染との関係が示されているという意見交流がなされました。 このランチョン交流会は、健康相談会きょうと、ならではの企画で、日頃出来ない交流を深める光景で、恒例になってきています。 午後からは福島事故後の健康被害を考える恒例のセミナ－が開催されました。 第一部は、「チェルノブイリ28年目の子どもたち」－低線量被曝の現場から」Our Planet TV制作DVDの上映会が行われました。 チェルノブイリ法（年間1－5ミリシーベルトで移住権利区域　、5ミリ以上で移住義務区域）の現実が語られていました。事故から　30　年近く経ってもなお、子どもたちの多くが様々な疾患を抱えている現状がありました。甲状腺がんは多発し様々な健康被害が出ているのです。　早急に対策が必要であることを訴えています。 第二部は、医問研の林敬次氏による、講演　「福島での甲状腺がん異常多発、流産・乳児死亡などの増加と今後予想される障害」と題して講演が行われました。 低線量被曝でも子どものがんの増加、流産など多数の障害があることが語られました。現在の福島では、1、甲状腺がん、2、鼻血や心臓病や、その他「しんどい」「疲れる」などの症状、3、その他の、科学的に証明されている胎児、乳児への障害などが報告されました。 まとめとして、1．やはり、今の福島県の多くの地域では、そこに住み続けることは相当なリスクを伴うこと。2．そのリスクをできるだけ正確に伝えること。3．それらの情報を基に福島から離れるかどうかを自身で決められるように、住宅確保を含めて経済的、社会的に援助するシステムを構築すべきこと、が示されました。 今回のセミナ－で示された、福島原発事故での甲状腺がん異常多発、多様な健康障害という、現在の福島の健康被害の状況を多くの方と共有化できればと強く思ったセミナ－でした。 たかまつこどもクリニック　高松]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>6月14日（日）、会場は、京都文教大学のキャンパス（京都府宇治市）をお借りして開催され、医問研の医師をはじめ大阪から仲間も参加しました。<span id="more-2343"></span><br />
震災により東日本から京都に避難しているお子さんとそのご家族を対象に、2013年6月より年2回（6月、11月）のペースで開催されているものです。避難者こども健康相談会きょうと実行委員会が主催されたものです。<br />
今回は、京都では5回目になりますが、志ある京都の小児科医師のご協力と、避難者や避難者を支える多くの方のご支援で支えられています。<br />
午前中に相談会が開催され、4組のご家族の相談がありました。福島県県民健康調査での甲状腺検査結果への相談、避難生活中での親子の健康の相談など、切実な相談が寄せられ、参加した小児科医師からは丁寧な相談がなされました。<br />
昼間は、昼食を兼ねて、京都の小児科医と大阪から参加した医師とのランチョン交流会が開かれました。<br />
「甲状腺がんと放射線の関係の検討（容量反応関係の検討）」を山本英彦さんから、「空間放射線量の高い地域を含む岩手、宮城、山形、福島、茨城、栃木、群馬の7県の周産期死亡率の検討」を森国悦さんから話題提供がなされました。福島事故後、多様な健康障害が生じており、また放射線汚染との関係が示されているという意見交流がなされました。<br />
このランチョン交流会は、健康相談会きょうと、ならではの企画で、日頃出来ない交流を深める光景で、恒例になってきています。<br />
午後からは福島事故後の健康被害を考える恒例のセミナ－が開催されました。<br />
第一部は、「チェルノブイリ28年目の子どもたち」－低線量被曝の現場から」Our Planet TV制作DVDの上映会が行われました。<br />
チェルノブイリ法（年間1－5ミリシーベルトで移住権利区域　、5ミリ以上で移住義務区域）の現実が語られていました。事故から　30　年近く経ってもなお、子どもたちの多くが様々な疾患を抱えている現状がありました。甲状腺がんは多発し様々な健康被害が出ているのです。　早急に対策が必要であることを訴えています。<br />
第二部は、医問研の林敬次氏による、講演　「福島での甲状腺がん異常多発、流産・乳児死亡などの増加と今後予想される障害」と題して講演が行われました。<br />
低線量被曝でも子どものがんの増加、流産など多数の障害があることが語られました。現在の福島では、1、甲状腺がん、2、鼻血や心臓病や、その他「しんどい」「疲れる」などの症状、3、その他の、科学的に証明されている胎児、乳児への障害などが報告されました。<br />
まとめとして、1．やはり、今の福島県の多くの地域では、そこに住み続けることは相当なリスクを伴うこと。2．そのリスクをできるだけ正確に伝えること。3．それらの情報を基に福島から離れるかどうかを自身で決められるように、住宅確保を含めて経済的、社会的に援助するシステムを構築すべきこと、が示されました。<br />
今回のセミナ－で示された、福島原発事故での甲状腺がん異常多発、多様な健康障害という、現在の福島の健康被害の状況を多くの方と共有化できればと強く思ったセミナ－でした。</p>
<p>たかまつこどもクリニック　高松</p>
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		<item>
		<title>くすりのコラム　大豆サプリと腸内細菌（NEWS No.478 p08）</title>
		<link>http://ebm-jp.com/2015/10/news-478-2015-06-p08/</link>
		<comments>http://ebm-jp.com/2015/10/news-478-2015-06-p08/#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 10 Oct 2015 08:55:27 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[くすりのコラム]]></category>
		<category><![CDATA[医問研ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[478号2015年6月発行]]></category>

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		<description><![CDATA[女性ホルモンに似た構造を持つイソフラボンが更年期症状を和らげるともてはやされています。様々な健康増進のための大豆サプリが売られています。ヒトは多種のタンパク質の1つとして大豆を摂取してきました。サプリで摂取することと豆腐、煮豆、納豆などの食事から摂取することには大きな違いがあります。新しく発売された栄養機能食品の作られ方や大豆イソフラボンの本当の効果を考えてみました。 大塚製薬は昨年4月に更年期症状を軽減するとして大豆由来の「エクオール」含有食品をクリニックや調剤薬局などで発売しました。ちょうどその頃から健康番組などで度々、腸内細菌が取り上げられ「エクオール」産生菌がたくさん腸にいる人は若々しくシワも少ないと放送されました。大豆を食べてエクオールを腸内で作ることができる人は、大豆をよく食べるアジアで約50％、欧米人で約30％と報告されています。腸内細菌叢バランスは乳幼児期に決定され大人になってエクオール産生菌を定着させることは難しく産生菌ではなくエクオール含有食品を売り出したという訳です。大塚のホームページにはエクオール産生のために働く腸内細菌のうち、世界で初めて食品に使用することが可能な乳酸菌を使いエクオール含有大豆食品を開発したことが書かれています。大豆由来の機能性成分エクオールが、エストロゲンによく似た働きをし、女性特有の変化を穏やかにすると紹介されています。 大豆イソフラボンの摂取量と閉経前後の女性における乳がんリスクとの関連：疫学研究のメタアナリシス（Association between soy isoflavone intake and breast cancer risk for pre- and post-menopausal women: a meta-analysis of epidemiological studies. PLoS One. 2014 Feb 20; 9(2): e89288. doi: 10.1371/ journal. pone. 0089288）ではイソフラボンが乳がんリスクを高めるまたは予防するといった35の研究結果が分析されています。結果は大豆イソフラボン摂取による乳がん予防効果はアジア人で見られたが欧米人ではその予防効果は認められませんでした。 エクオールを腸内で作れるのか調べるための「ソイチェック」という商品も販売されています。そのユーザーのうち20ー30代の若い世代では欧米人と同じ割合でしかエクオールを作れないことが報告されています。上記の疫学研究にエクオールの影響があるとすれば若い世代では大豆イソフラボンの乳がん予防効果は認められないかもしれません。 長い時間をかけて自分にあった食品を効果的に消化吸収するための腸内細菌と共存してきました。無理に細菌叢を変える必要があるのでしょうか？今回エクオール産生菌に注目して見てきましたが、他にもプロバイオティクスとして乳酸菌製品が沢山売られています。色々な販売戦略に乗せられて高額な健康食品に手を出す前に、抗生剤の乱用や最近の過剰衛生社会を見直す必要がありそうです。 薬剤師　小林]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://ebm-jp.com/wp-content/uploads/478-8.jpg"><img class="aligncenter size-medium wp-image-2346" title="478-8" src="http://ebm-jp.com/wp-content/uploads/478-8-300x200.jpg" alt="" width="300" height="200" /></a>女性ホルモンに似た構造を持つイソフラボンが更年期症状を和らげるともてはやされています。<span id="more-2345"></span>様々な健康増進のための大豆サプリが売られています。ヒトは多種のタンパク質の1つとして大豆を摂取してきました。サプリで摂取することと豆腐、煮豆、納豆などの食事から摂取することには大きな違いがあります。新しく発売された栄養機能食品の作られ方や大豆イソフラボンの本当の効果を考えてみました。</p>
<p>大塚製薬は昨年4月に更年期症状を軽減するとして大豆由来の「エクオール」含有食品をクリニックや調剤薬局などで発売しました。ちょうどその頃から健康番組などで度々、腸内細菌が取り上げられ「エクオール」産生菌がたくさん腸にいる人は若々しくシワも少ないと放送されました。大豆を食べてエクオールを腸内で作ることができる人は、大豆をよく食べるアジアで約50％、欧米人で約30％と報告されています。腸内細菌叢バランスは乳幼児期に決定され大人になってエクオール産生菌を定着させることは難しく産生菌ではなくエクオール含有食品を売り出したという訳です。大塚のホームページにはエクオール産生のために働く腸内細菌のうち、世界で初めて食品に使用することが可能な乳酸菌を使いエクオール含有大豆食品を開発したことが書かれています。大豆由来の機能性成分エクオールが、エストロゲンによく似た働きをし、女性特有の変化を穏やかにすると紹介されています。</p>
<p>大豆イソフラボンの摂取量と閉経前後の女性における乳がんリスクとの関連：疫学研究のメタアナリシス（Association between soy isoflavone intake and breast cancer risk for pre- and post-menopausal women: a meta-analysis of epidemiological studies. PLoS One. 2014 Feb 20; 9(2): e89288. doi: 10.1371/ journal. pone. 0089288）ではイソフラボンが乳がんリスクを高めるまたは予防するといった35の研究結果が分析されています。結果は大豆イソフラボン摂取による乳がん予防効果はアジア人で見られたが欧米人ではその予防効果は認められませんでした。<br />
エクオールを腸内で作れるのか調べるための「ソイチェック」という商品も販売されています。そのユーザーのうち20ー30代の若い世代では欧米人と同じ割合でしかエクオールを作れないことが報告されています。上記の疫学研究にエクオールの影響があるとすれば若い世代では大豆イソフラボンの乳がん予防効果は認められないかもしれません。</p>
<p>長い時間をかけて自分にあった食品を効果的に消化吸収するための腸内細菌と共存してきました。無理に細菌叢を変える必要があるのでしょうか？今回エクオール産生菌に注目して見てきましたが、他にもプロバイオティクスとして乳酸菌製品が沢山売られています。色々な販売戦略に乗せられて高額な健康食品に手を出す前に、抗生剤の乱用や最近の過剰衛生社会を見直す必要がありそうです。</p>
<p>薬剤師　小林</p>
]]></content:encoded>
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