浮雲保健師のつぶやき(NEWS No.432 p06)

浮雲保健師 ぶ~やんの呟き

「ぶ~やんの宅急便♪」(その③)さぁ,みんなで・・・巻き

昼寝の子を見守る保育士以外それぞれ担当の子どもと一緒に集まり10人ほどから始めた「保育士さんに伝える赤ちゃんの扱い方」の,極々基本的なワークショップ。気が付けば立ち見?まで出る二重三重のギャラリー。すっかり路上パフォーマンス,ちょっとした大道芸状態である。

『そんなん知ってるしぃ~』の小ばかにした視線と『なるほど~』『へぇ~』の興味津々の視線など,様々な反応が交錯する中,「大道芸人ぶーやん」は気にせず進めていく。

「赤ちゃんの手は,こんな風に持って体操してあげてください。」

「飛行機ぶ~ん,ぶ~ん!!」

「♪もしもしカメよ~カメさんよ~世界のうちでお前ほど~♪~」

「♪歩こう~歩こう~わたしは~元気ぃ~♪」

「さぁ!みなさん。ご一緒に~♪」

等など~簡単な,手足やからだを使った遊びを,みんなで楽しんで終了。

終了後,個々の質疑応答になると,ギャラリーは,初めの10人ほどになっていた。いったい先ほどのギャラリー達は,どこから溢れてきたのだろう・・・? 聞いてみると,系列保育園の保育士さん達。中には,看護師も見学していたとか。『看護師いてるんやん!』と,内心突っ込みを入れつつ,残っていた保育士の質問に答えていた。質問も基本的な,「ちょっと気になる子」とその保護者との関わり方についてが多く,時間の許す限り,一人ひとりにお答えし,お開きに。園長からは,

「若いスタッフが,身近な人に気軽に聞けていない,相談出来ていない事がわかった。こちらが普通,簡単,些細と思うようなことが知りたい事と,改めて感じた。そんな事をもっと同僚同士でも話し合うことも少なくなっている。保護者との関わりも,難しくなってきている。今後,もっとこのような勉強会や保護者も交えてのワークショップなども企画したい。」

等,前向きな言葉を戴いた。最近のパソコンや携帯社会になっての人間関係構築の難しさや,諸問題などについてもお話があった。園長先生も大変なんです。

にこやかにお別れをし,友人と一緒の帰り道。この会の発端となったBさんの様子は,カメラをもっていて「みなさん,ご一緒に~♪」には乗ってなかったので,解ってもらえたかどうか?と,友人Aさんは不満げ。私の力不足もあったと思うが,それぞれ今までの経験やプライドがあって,たった1回の懇談会で急に受け入れてもらうのは無理というもの。この懇談会は,仕事の中でスタッフ同士が話合うきっかけとして「あの♪もしカメ♪どうするんだっけ?」などと使ってもらえたら嬉しいかぎり。

友人は,また懇談会をしたいと張り切っていた。そして,今後も様々な相談をその都度受けると約束。その後も時々電話で様子を聞かせてもらっている。大きな前進はないが,スタッフ間の話し合いの機会は増えたとのこと。まぁ,焦らず一歩ずつ・・・

「♪歩こう~歩こう~わたしは~元気ぃ~♪」

保健師 川崎