医師国試合格、研修医生活スタート!!(NEWS No.463 p04)

医問研ニュース読者の皆さん、こんにちは!加畑(医学生)です。
この度、おかげさまで国家試験に合格することができました。6年間を振り返りますと、医学部にいることに違和感を覚えて悩んだ時期もありました。が、水俣との出会い、それをきっかけとして医療問題研究会の先生がたに出会うことができたことが、大きな励ましになってきました。
先日(3月9日)の近畿小児科学会に参加させていただきました。伊集院先生と林先生が「年間20mSVの地域への帰還を子どもに強制するようなことはあってはならない」と堂々と発信なさっているお姿は、「かっこいい!」の一言でした。周りの先生がたの多くは、無批判に政府や日本小児科学会の発表を受け入れているか、無関心の立場に徹するか、どちらかに分かれているように感じました。研修医になる前に、その様子を自分の目で実感できたことは、たいへん貴重な機会でした。将来、医療問題研究会の先生がたのように発言していくために、これからどういう勉強が必要なのかと思い巡らせていました。
この春休みも、公害や労働災害について学ぶ貴重な機会に恵まれました。2月末に水俣を再訪し、熊本学園大の水俣学現地センターにて、水俣病患者さんの初診の様子を見学させていただきました。そして、その足で、大牟田を訪ねました。そこで、三池炭鉱で約25年間働き、数年前にじん肺症と診断された方のお話を直接うかがうことができました。また、京都の丹波地域にマンガン鉱山があったのですが、そこで働いていた方々がじん肺症に苦しんだ歴史にふれる機会もありました。これだけの機会に恵まれながら、まだ文章に書ける程の整理ができていないのが、情けない限りです。4月以降3回ほどに分けて連載させていただきたいと思っています。
4月からいよいよ、医師のひよっことしてスタートです。これからもどうぞよろしくお願いいたします!

医問研ニュース読者の皆さん、こんにちは!加畑(医学生)です。この度、おかげさまで国家試験に合格することができました。6年間を振り返りますと、医学部にいることに違和感を覚えて悩んだ時期もありました。が、水俣との出会い、それをきっかけとして医療問題研究会の先生がたに出会うことができたことが、大きな励ましになってきました。
先日(3月9日)の近畿小児科学会に参加させていただきました。伊集院先生と林先生が「年間20mSVの地域への帰還を子どもに強制するようなことはあってはならない」と堂々と発信なさっているお姿は、「かっこいい!」の一言でした。周りの先生がたの多くは、無批判に政府や日本小児科学会の発表を受け入れているか、無関心の立場に徹するか、どちらかに分かれているように感じました。研修医になる前に、その様子を自分の目で実感できたことは、たいへん貴重な機会でした。将来、医療問題研究会の先生がたのように発言していくために、これからどういう勉強が必要なのかと思い巡らせていました。
この春休みも、公害や労働災害について学ぶ貴重な機会に恵まれました。2月末に水俣を再訪し、熊本学園大の水俣学現地センターにて、水俣病患者さんの初診の様子を見学させていただきました。そして、その足で、大牟田を訪ねました。そこで、三池炭鉱で約25年間働き、数年前にじん肺症と診断された方のお話を直接うかがうことができました。また、京都の丹波地域にマンガン鉱山があったのですが、そこで働いていた方々がじん肺症に苦しんだ歴史にふれる機会もありました。これだけの機会に恵まれながら、まだ文章に書ける程の整理ができていないのが、情けない限りです。4月以降3回ほどに分けて連載させていただきたいと思っています。
4月からいよいよ、医師のひよっことしてスタートです。これからもどうぞよろしくお願いいたします!