『甲状腺がん異常多発とこれからの広範な障害の増加を考える』増補改訂版出来(2/15刊行)ー『東京新聞』の「2015私の3冊」で紹介された初版本が、より充実した内容となりました。

昨年8月初版発行以降の新事実・研究成果などを収録

  • 岡山大学津田敏秀教授の論文が世界的な疫学雑誌Epidemiologyに掲載
  • 低線量被ばくの発がん性を明確にした原子力関連企業労働者の調査研究論文2編の発表
  • 福島原発事故処理労働者の放射線障害が医学的データとして学会に報告
  • 日本公衆衛生学会のシンポジウムで、放射線についての3名の著名な専門家が、被ばく線量測定とりわけ初期被ばく調査結果が低かったことを理由に、出現してくる障害を否定することはできないとの発言
  • 読者からの指摘に基づき、第2章⑷の内容を改訂

低線量被ばく障害を科学的に考える上で、また、放射能汚染から身を守り、健康診断を求める運動や、健康手帳を広げ求める運動などに役立てば幸いです。

『甲状腺がん異常多発とこれからの広範な障害の増加を考える』
2016年2月15日発刊
本体価格1,200円+税
A5判 並製 166ページ
ISBN978-4-86377-041-6
編著:医療問題研究会/発行:耕文社

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