小児科学会・討議資料「明白な甲状腺がん異常多発と健康障害の進行─障害の調査と避難の保障を─」

全国の小児科医は科学的立場に立って
こどもたちを放射線被ばくから守ろう

明白な甲状腺がん異常多発と健康障害の進行

─ 障害の調査と避難の保障を─
小児科学会・討議資料
こどもたちを放射線障害から守る全国小児科医の集い・実行委員会 発行

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私たちは、本年5月に日本小児科学会学術集会(札幌市)が開催された際に、
「明白な甲状腺がん異常多発と健康障害増加の進行」「低線量被ばくの危険性」に関して、
国内外の調査、研究結果に基づき大いに議論を深めるために小児科学会・討議資料を作成しました。
それがこの小冊子です。
皆様に、ご一読いただき、ご意見、ご批判をいただければ幸いです。

こちらからPDFにて閲覧できます(A4・25ページ)。

———  目 次  ———

1.はじめに

2.甲状腺がん異常多発を国際的に再確認─ 国際環境疫学会の日本政府への書簡─

  • 資料1 岡山大学チームによるEPIDEMIOLOGY 誌掲載の原著論文
  • 資料2  2015年10月8日、日本外国特派員協会で津田教授が記者会見し、発表した論文解説文書
  • 資料3 国際環境疫学会(ISEE)書簡
    • ① ISEE会長から、日本政府丸川珠代環境大臣他に宛てた書簡(2016.1.22.)(同 和訳)
    • ② ISEE会長から、津田教授に宛てた手紙(2015.5.6.)(同 和訳)

3.福島で顕在化している障害─ 死亡率(自然死産と乳児死亡)の増加─

4.低線量被ばくの危険性

5.原発事故処理労働者の白内障初期病変激増