福島原発事故 Archive

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    福島原発被害で問われる医療者の専門性とは何かー小児科学会長見解批判

    東京都金町浄水場の水から3月23日基準値をこえる210Bq/Lの放射性ヨードが検出され、乳児への水道水摂取制限が促された。今回の原発事故後にあわてて定められ水道水中の放射能の暫定基準300Bq/L、乳幼児の基準100Bq/Lを越えたため発表されたものである。ミネラルウォーターの買い占めなどの中、3月24日、日本小児科学会長ら小児関連3学会長名で放射性ヨウ素混じりの水道水摂取についての共同見解が発表された。

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  • genpatsu

    福島原子炉人災に対する考え方

    3月11日の関東東北大震災で福島第一発電所の原子炉群が危機的状況に陥っている。情勢は流動的であるが、健康被害という観点からの基本的視点を述べたい。 1. どのくらいの放射能が流出しているのか いわゆる核爆発は起こりにくい。もし起これば放射能量の単位として広島型でさえ15x1021ベクレルという量が空中に。原発内のウラン燃料ははるかに多い。チェルノブイリでは核爆発はなく、推定放出放射能は1018ベクレル位と。したがって核爆発が起これば100km、200kmといった範囲の避難で追いつくはずがない。

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